その他の登場人物
ドローレス・アンブリッジ/イメルダ・スタウントン

魔法大臣上級次官。「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」では、ホグワーツの”闇の魔術に対する防衛術”の教授に就任し、ダンブルドア校長が学校を去った後、ホグワーツ高等尋問官及び校長を兼任しています。ホグワーツのカリキュラムを独断に変更し、その行動は多くの生徒や教師から反感を買いました。
舞台女優としてキャリアをスタートし、ナショナル・シアター、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーなどの舞台で活躍しています。映画では地味な役柄が多いものの、イギリスでは有名な女優です。
主演映画【ヴェラ・ドレイク】ではベネチア国際映画祭で主演女優賞を受賞し、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされました。2006年には大英帝国勲章を叙勲しています。
コーネリウス・ファッジ/ロバート・ハーディ

魔法大臣。人当たりが良く、ハリーに対しても思いを測る事もありました。三大魔法学校対抗試合の時にヴォルデモート卿が復活した事実を信じられず、またダンブルドアが自身の座を狙っていると勘違いし、ダンブルドアとハリーに対して悪意のあるキャンペーンを行いました。
舞台ではシェイクスピア劇に多く出演し、1981年に大英帝国勲章を叙勲。テレビや映画でウィンストン・チャーチル役を8回も演じました。
ベラトリックス・レストレンジ/ヘレナ・ボナム=カーター

ヴォルデモート卿の最も忠実な従者。サディスティックで暴力的で、身内であろうと平気で死の呪いを放つ残忍な魔女です。
コスチューム・プレイ作品の出演が多く、”コルセット・クィーン”や”イングリッシュ・ローズ”と言う愛称をつけられていますが、本人は嫌っています。2010年「英国王のスピーチ」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、英国アカデミー賞助演女優賞を受賞しました。
2012年、大英帝国勲章を叙勲されました。私生活では映画監督のティム・バートンと交際し一男一女を設けましたが、2014年に破局しています。
ピーター・ペティグリュー/ティモシー・スポール

ハリーの両親の友人でしたがヴォルデモート卿に寝返り、身を隠していたハリーの両親の居場所を教え、12人のマグルを殺害。その罪をシリウスになすりつけて自らの死を装い、ウィーズリー家のペットのネズミ”スキャバーズ”として一緒に暮らしていました。
多くの賞にノミネートされている実力派俳優として知られ、ハリウッドへ進出してからも主演俳優に引けを取らない存在感で有名です。私生活では1996年に急性骨髄生白血病と診断されましたが、その後も精力的に活動しています。1999年に大英帝国勲章を叙勲されました。
ルシウス・マルフォイ/ジェイソン・アイザックス

ドラコの父、純潔主義でデスイーター。ヴォルデモート卿の命令で予言の球を手に入れようとしましたが、ハリーたちと争って壊れてしまい、ヴォルデモート卿から家族一家で冷遇されてしまいます。
ハリウッド映画の脇役やテレビドラマのメインキャストとして多くの作品に出演しています。2011年のテレビドラマ「私立探偵ジャクソン・ブロディ」では、サテライト賞テレビ主演男優賞を受賞しました。ハリーポッターシリーズで父子だったトム・フェルトンとは、2020年時点でも度々会うことがある関係だそう。