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【あの夏のルカ】海で生きる少年のひと夏の大冒険!

【あの夏のルカ】は【リメンバー・ミー】のディズニー×ピクサーによるファンタジーアニメーション。北イタリアの美しい港町を舞台に人間でも魚でもない”シー・モンスター”と呼ばれる少年の成長と冒険を描いたひと夏の物語です。監督は【月と少年】などのエンリコ・カサローザが務めました。

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あらすじ

海で暮らす生き物”シー・モンスター”の少年ルカ(ジェイコブ・トレンブレイ)は、海の底に沈んでいる人間のモノに興味津々です。

海の外を知らないルカは人間の世界への憧れが募るばかりでした。

両親から外の世界は危険だと釘を刺されますが、海の外の世界を知る同じシー・モンスターのアルベルト(ジャック・ディラン・グレイザー)と共に海の掟を破り、人間が暮らす町ポルトロッソに上陸します。

身体が乾くと人間の姿に変えられる彼らは、人間の世界を満喫しようとしていました。

しかし、ポルトロッソではシーモンスターは悪者にされ、人間はシーモンスターを捕らえようと必死になっていました。

ルカたちは水に少しでも濡れるとシーモンスターの姿に戻ってしまうため、気付かれないように注意しながらも、目の前に広がる見たこともない世界に魅了されていきます。

ところが、ルカの探究心がやがてアルベルトの思いとすれ違い、それがきっかけでポルトロッソでこの夏1番の大事件へとつながりますーーー。

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吹き替え紹介

ルカ/ジェイコブ・トレンブレイ(阿部カノン)

海で暮らすシーモンスターの少年。

ある日、海に沈んでいる人間のモノを見つけたことから人間世界への憧れを抱くように。

アルベルトとの出会いで海の外の世界へ大冒険に出ます。

ルカの声を演じたのは、カナダ出身の子役ジェイコブ・トレンブレイ。

ジェイコブはテレビドラマでキャリアをスタートさせ、2013年公開の【スマーフ2 アイドル救出大作戦!】で映画ビューしました。

2015年公開の【ルーム】での演技が高く評価され、全米映画俳優組合賞助演男優賞にノミネートされました。

主な出演作品は、【スマーフ2 アイドル救出大作戦!】(2013)、【ルーム】(2015)、【ソムニア-悪夢の少年-】(2016)、【ワンダー 君は太陽】(2017)、【ザ・プレデター】(2018)、【ジョン・F・ドノヴァンの生と死】(2018)、【グッド・ボーイズ】(2019)、【ドクター・スリープ】(2019)。

日本語吹き替え版を演じたのは阿部カノンです。

【ギャラクシー街道】(2015)で映画デビューし、現在はミュージカルで活躍しています。

アルベルト/ジャック・ディラン・グレイザー(池田優斗)

父親の帰りを待ち続けている、陸で暮らすシー・モンスター。

ルカと共にポルトロッソに足を踏み入れます。

アルベルトの声を演じたのは、アメリカの俳優ジャック・ディラン・グレイザー。

グレイザーの父親は俳優兼脚本家、叔父は映画プロデューサーと芸能一家に生まれ、幼い頃からCM、舞台、テレビなどに出演していました。

2015年の【ハロウィン2016】で映画デビューし、2017年公開のホラー映画【ITイット”それ”が見えたら、終わり。】で一躍有名になりました。

主な出演作品は、【ハロウィン2016】(2015)、【IT イット】シリーズ、【ビューティフル・ボーイ】(2018)、【シャザム!】(2019)。

日本語吹き替え版を演じたのは、池田優斗です。

5歳から子役としてキャリアをスタートさせ、CMや教育番組に出演し、2014年公開の【キカイダーREBOOT】で映画デビュー。

その後もテレビドラマや映画で活躍し、子役から若手俳優として注目されています。

主な出演作品は、【キカイダーREBOOT】(2015)、【at Home アットホーム】(2015)、【ひとよ】(2019)、【糸】(2020)、【滑走路】(2020)、【キャラクター】(2021)。

 ジュリア/エマ・バーマン(福島香々)

ポルトロッソに住む父の家で、夏の間だけ一緒に暮らしている人間の女の子です。

ルカとアルベルトがいじめられているところを助けたことがきっかけで、3人でポロトロッソレースに出場することになります。

ジュリアの声を演じたのは新人のエマ・バーマンで、本作が映画デビューとなりました。

日本語吹き替え版を演じたのは福島香々です。

歌が得意でテレビ番組や歌の大会、イベントに出演し、YouTubeにも歌声を公開しています。

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【あの夏のルカ】の日本版主題歌は?

”少年時代”をアレンジ

本作の日本版主題歌は、井上陽水の名曲”少年時代”をヨルシカのボーカル、suisがカバーしたもので、夏を代表するこの名曲をトクマルシューゴがアレンジし本作のためだけに作りました。

幼い頃を思い出すようなこの楽曲は、suisの居心地よい美しい歌声と穏やかで可愛らしい曲調のアレンジが本作とピッタリ合っています。

エンディングでは物語も相まって、友情と感動の素晴らしいひと夏の体験ができるでしょう。

ヨルシカとは?

ヨルシカは、2017年に結成されたコンポーザーのn-bunaとボーカルのsuisの二人組ロックバンド。

2020年7月、Simejiランキング10代1,900人が選ぶ「2020年下半期 さらにヒットしそうなアーティストTOP10」で1位を獲得しました。

次世代を担う音楽アーティストとして注目されています。

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子供時代に戻りたくなる映像美

美しい海と港町

ピクサー×ディズニーの海を題材にした作品といえば【ファインディング・ニモ】が有名です。

海を舞台にしたこの作品も、美しくて青い深い海や水の描写がリアルに描かれていました。

本作も美しい海が描かれていることは言うまでもありませんが、完全なリアリティを追求したのではなくファンタジーの雰囲気を取り入れたそうです。

水も登場人物の感情表現のひとつとして考え、あえて”作りもの”とすることで観る人に伝わるようにしたのです。

また、港町ポルトロッソの街並みは海、山、可愛らしい住宅と大人心をくすぐる美しい街並みに描かれています。

イタリアのジェノアを参考にしているとのことで、プチ旅行気分も味わうことができます。

 子どもの頃に戻ってみたくなる

本作の主人公は、”シー・モンスター”とうう架空の生物の少年です。

人間たちは未知なる生物に恐怖を抱き、シー・モンスターを怖い生物だと決めつけていました。

同じくシー・モンスターも人間に恐怖を抱き、ルカも母親から海の外に行ってはいけないと厳しく叱られます。

お互いが未知なる生物に対しての警戒心が強く、自分たちを守るための防衛思考になってしまっているのです。

しかし、人間の子供もシーモンスターの子供も知らない世界を知りたいという好奇心が上回ります。

主人公のルカは、人間の世界へ足を踏み入れた後、次から次へと自分が知らない世界に惹かれていきました。

子どもの頃は、初めてのことばかりで色々なことに興味があり、知ることや初めての体験に楽しさを感じていたと思います。

大人になるにつれて初めてのことが少なくなり、いつしか毎日のタスクをこなすだけの日々に変わってしまう。

それも生きていくための必要なことですが、子どもの頃に抱いた好きだったことや夢を思い出して童心に帰るのもいいと思います。

好きなことを楽しむことは子どもの頃は簡単にできたのに、大人になると難しくなってしまうときもあるでしょう。

それでも、楽しむことだけに全力を注ぐ時間を少しでも作ることは大事なことなのかもしれません。

この夏、本作を観て子どもに返ってみてはいかがでしょうか。

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