長く愛され続けている「ワイルド・スピード」シリーズから初のスピンオフ作品が2019年の夏にお出ましです!
舞台は『アトミック・ブロンド(2017)』『デッドプール2(2018)』などでおなじみのデヴィッド・リーチ監督が描く2017年公開『ワイルド・スピード ICE BREAK』より2年後。
ロックさまこと、ドウェイン・ジョンソン(ご結婚おめでとうございます!)演じるルーク・ホブスと、ジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウのふたりが「マイティ・ソ―」シリーズなどでも知られるイドリス・エルパ演じる強敵・ブリクストンに立ち向かうことに――。
果たして世界の平和は守れるのでしょうか!?
今回は『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』についてネタバレ・感想をご紹介させていただきます。
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』あらすじ
イギリス・ロンドンにてとある夜。
”雪片(スノーフレーク)”なる殺人ウイルスを運び出すテロ組織をMI6が襲撃し、無事に確保ができたかと思われましたが、突如悪者だと告げるブリクストンが乱入しMI6のメンバーを次々に倒していきます。
メンバーの1人である女性は、彼の手に危険なウイルスを渡らせないために自らにウイルスを注入して脱出しました。
しかし彼女は、巨大組織”エティオン”の一員であるブリクストンの情報操作により、メンバーや組織を裏切った者に仕立て上げられてしまいます。
そんなウイルスを奪還すべく、元アメリカ外交保安部(DSS)の捜査官であるルーク・ホブスと、元MI6エージェントであるデッカード・ショウのふたりに依頼が舞い込みます。
ところが、犬猿の仲であるふたりは顔合わせの時点で早くも協力を拒否。
お互い単独で動き始め、ショウは女性の自宅へ行き情報を探しますが、ホブスが監視カメラを用いて先に女性の身柄を確保します。
ホブスから事情聴取を受ける女性は、スキをついて逃げようとするものの、絶妙なタイミングでショウが乗り込んできました。
ショウは、彼女が自分の妹・ハッティであることをホブスに伝えるものの、疑われて一触即発状態。
しかし、ハッティが自らにウイルスを打ち込んだことを告白。
そのまま場を後にしかけるものの、ウイルスをしつこく狙うブリクストンに乗り込まれ、ハッティは連れ去られてしまったのです。
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』の見どころ&映画飯
夢のメイン映画、待ってましたふたりの活躍!
最近アクション映画でよく耳にすることが多い気がする、ロックさまことドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサム。
最近ですとロックさまは「ジュマンジ」シリーズ、ジェイソン・ステイサムは「MEG ザ・モンスター(2018)」などに出演されていますが、詳しくご存知なくても見たことはある、という方も多いのでは?
そんなふたりが、ついに同じカットに映っているシーンが長時間観られる映画がやってきました!
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‼️‼️‼️
\正反対だけどよく似てる!?
2人の活躍をスクリーンで#ワイルドスピード#スーパーコンボ#超ヒット上映中#この夏はワイスピ☀️ pic.twitter.com/oiGJGSJYCn— ワイルド・スピード (@WildSpeed_jp) August 10, 2019
なんと言ってもふたりとも【明らかに強い】ことがすでに判明しているので安心して観られることはもちろん、今までのワイスピシリーズのストーリーから少し離れたスピンオフ作品のため、初見の方でも観に行きやすい映画に仕上がっているのでは?と感じています。
主人公ふたりに興味がある方、たくさんのアクションシーンが観たい方にはもってこいの映画ですのでどうぞご覧くださいませ!
アメリカのダイナーはなぜあんなに魅力的なのか?
基本的に食事のシーンなどはあまりない本作なのですが、冒頭のホブスとショウの朝ごはんシーンにてちらりと彼らの日常を垣間見ることができるかと思います(ふたりともたまごが好きなんですね)。
お酒を飲むシーンなどもありましたが、今回注目したいのはやっぱりホブスとその娘・サマンサ(サム)が食事をするダイナーのシーン。
アメリカの食事といえば、すぐに思い浮かべられるのはやっぱりダイナーです。
外見はもちろん、ウェイター・ウェイトレスさんたちの服装もポップでかわいく、ダイナーによって色味が違うのがポイントですね。
カウンターでコーヒーを飲んでいてもいいし、ボックス席でハンバーガーなどを食べていてもいいし、なんだか彼らの生活の一部を知ることができたようでうれしく思えます。
今回、サムの成績を褒めながら、大量に甘いものを頼んでふたりで楽しそうに食べていました。
ロックが乱入してくるまでは(笑)。
レストランとは異なり、もっと気軽に行くことのできる、アメリカのファミレス的存在であるダイナー。
ほんの少しのシーンですが、甘いものが食べたいときに観に行くと、とてもうらやましくなってしまうのでご注意ください!
息ぴったりなのにピンチのときにも言い合う仲と家族の絆
仕方なく手を組む事となった二人…
こいつらが世界を救う#ワイルドスピード#スーパーコンボ#超ヒット上映中#この夏はワイスピ☀️ pic.twitter.com/MmMPZi2alB
— ワイルド・スピード (@WildSpeed_jp) August 12, 2019
ホブスとショウはとにかく仲の悪いふたり。
話し方がハリーポッターじみてて嫌い(ブリティッシュイングリッシュがいやだと言いたいのでしょう)だの、顔が嫌いだの、とにかくいつも男子小学生みたいな悪口の言い合い(笑)。
それは、時間に余裕がなくなるにつれて若干減るものの、エティオンに乗り込んだときに倒した敵を自慢したり、あの敵は俺が倒す男だと言い合ったりと、常々相手と張り合っています。
しかしさすがは強いふたり。
いざ戦闘シーンとなると息ぴったりの行動をして敵をなぎ倒していきます。
また、本作では家族との絆にもぜひ注目していただきたいです。
サムが、ダイナーのシーンでファミリーツリーを描いていましたが、本作ではじめて判明したホブスの出身や、ショウとハッティの関係(ショウファミリー)など、家族の大切さを感じるシーンや協力し合うシーンが多くあるのも魅力です。
特に、ホブスと彼の家族とのわだかまりが解消されたのは本当によかったので、エンドロールもぜひしっかりご覧になってみてください。
『ワイルド・スピード/スーパー・コンボ』の感想まとめ
スピンオフとはいえ、シリーズおなじみニトロのくだりなどもある本作。
シリーズをまだ全て観ていない!という方はこれを機にシリーズを観てみるのもいいかもしれません。
また、9作目もすでに撮影に入っているようですが、スタントの方が負傷したとの情報もあり少し心配もあります。
シリーズ最新作は、2020年5月に全米公開を予定しているとのことなので、詳しい情報が入り次第お知らせいたします。
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