映画【バーフバリ 王の凱旋】ネタバレ。
cinemrcatoでも連日人気記事ランキング上位にピックアップされるほど注目度の高い、爆発的人気を博した「バーフバリ」シリーズをご存じでしょうか?
1作目、バーフバリシリーズの原点になった「マガディーラ 勇者転生」のコラムも踏まえた上で、今回は全2部作あるシリーズの2作目にあたる「バーフバリ 王の凱旋」について紹介します!
【バーフバリ 王の凱旋】のあらすじ
はるか昔、インドで栄えたマヒシュマティ王国。
その日は国母・シヴァガミがシヴァ寺院へ儀式のため徒歩で向かっていました。
住民たちが彼女に花を投げながら見守る中、突如象が暴れ始め襲いかかるものの、次期国王になるアマレンドラ・バーフバリが象をおとなしくさせることに成功し、儀式は無事終了します。
住民たちはバーフバリの勇姿を讃えるものの、王位を逃したバラーラデーヴァとその父はおもしろくありません。
シヴァガミの殺害を企てるものの無敵の奴隷剣士・カッタッパが、バーフバリの戴冠式の日取りを告げつつ忠告をしていきます。
バラーラデーヴァたちがそんなことを考えているとは露知らないバーフバリは、シヴァガミの勧めもあり、戴冠式までの時間にカッタッパをつれて国内を巡る旅に出ることにしますがーー。
【バーフバリ 王の凱旋】の見どころ・ネタバレ
口コミで広がりまっくて、ロングラン上映までしたインド映画
インド映画といえば【ムトゥ 踊るマハラジャ】(1995年)が、1番はじめに出てくるタイトルではないでしょうか。
しかし、これからはそうでなくなるかもしれないくらい印象的で、1度観たらおそらく忘れられなくなる作品がこの【バーフバリ 王の凱旋】だと思います。
2017年4月に8館だけでの上映開始から始まった本作は、SNSで大きく拡散され「絶叫上映」なども組み込まれるほどの大ヒットとなりました。
何故ここまでヒットしたのか?
すでに視聴された方々なら「観たらわかるよ…」と、おっしゃると思います。
そこをあえていうならば、本作は単純明快で映画の原点であるようなエンターテインメント作品で、なにも考えることなく引き込まれて楽しめるような作品に仕上がっているからです。
インド映画あるあるのダンスシーンもありますが、王族の関係でゴタつく昼ドラのような恋愛要素もありストーリーがしっかりしていること。
そして何よりも、主人公であるバーフバリが強い!というのがポイントなのです。
何か暗い過去を抱えていたり、ヒーロー活動をすることに葛藤を抱えたりと、完璧なヒーローというものを最近見かけなくなってきた今日。
知識・体力も兼ね備えつつ、迷わず愛する国民のことを1番に考えられる頼もしい彼に、舞台となるマヒシュマティ王国の民はもちろんのこと、観客も 王国の民となりたい!と思えてくるほどの圧倒的存在感に魅了されたからこそ、口コミで大きく広がったのではないかと思います。
観客へのやさしさとB級っぽいCGの素晴らしさ
「なんだかパワフルな映画なのはわかったけれど前作観ていないし…」というそんな方のために、実は「前回までのあらすじ」として約5分のダイジェスト版がYoutubeにアップされているのをご存知でしょうか?
実はこれ、国際版の上映時、映画が始まる前に流れていたのです!
映画館でご覧になった方は、本編が始まってからダイジェスト版を観るという不思議な構成に驚きつつも、そのおかげで観たことがない方でも世界感がしっかりと掴めた上でストーリーに集中することができたのではないかと思います。
とりあえず王の凱旋だけでも…という方は、まずダイジェスト版をチェックしてみることをオススメいたします!
また、【バーフバリ 王の凱旋】の始まり、シヴァガミが悪魔祓いの火の儀式でシヴァ寺院を歩いて目指すシーン。
突然暴れだした象とその周りの壊れゆく建物の妙な動き。
宿敵・パラーラデーヴァと戦うため、城内へ攻め入る際に考え抜いたヤシの木の、現実で行うにはかなり厳しい作戦など、冷静に考えると違和感に感じたりそれは無理があるだろう…と思うことも、すべてが本作とぴったりマッチしているように思えてなりません。
笑いあり勇気あり涙ありのストーリーに引き込まれる要素として成り立っており、たまらなくおもしろく、好きなポイント・シーンになること間違いなしです。
【バーフバリ 王の凱旋】まとめ
この作品ばかりは本当に観たらわかるとしか言えません。
少しでも興味を持った方は、今からでも遅くはありませんので是非ご覧ください。
辛いときや不安な時などに観ると、考えていることがどうでもよくなるくらいにパワーを貰える作品です。
また、爆音上映などでまだ劇場で今後観られる可能性はあるかと思いますので、ハマってしまった方はチェックし続けましょう。
サホーレバーフバリ!
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