登場人物/キャスト
プリンセス・エリアン役/レイチェル・ゼグラー
ランブリアの15歳のプリンセス。強力な呪いのせいで大きなモンスターに変身してしまった両親を救うため、壮大な冒険に乗り出します。
アメリカ出身の女優、歌手、YouTuberのレイチェル・ゼグラーが、15歳のプリンセス・エリアンの声を担当しました。ポーランド系の父とコロンビア系の母の元に生まれ、高校時代から演劇を始めました。2015年からは、歌唱動画を投稿するYouTuberとしても活動しています。
2021年には、名作ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド物語」をスティーヴン・スピルバーグ監督が映画化した、「ウエスト・サイド・ストーリー」に約3万人の中から主人公マリア役に抜擢されて映画デビューを果たしました。
プリンセス・エルズミア役/ニコール・キッドマン
ランブリアの王妃で、エリアンの母。暗闇の魔法により、大きなモンスターに変身させられてしまいました。姿こそ変わってしまったものの知能は人間のままで、愛する娘エリアンを支えます。
エリアンの母プリンセス・エルズミアの声を担当したのは、「ムーラン・ルージュ」や「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマン。
数多くの受賞歴とノミネート歴があり、アカデミー賞に5度ノミネート、ゴールデングローブ賞に19度ノミネート(うち6度受賞)、エミー賞には3度ノミネート(うち2度受賞)されています。
女優としての功績と人道支援活動が評価され、2006年にオーストラリア国民の最高の栄誉である勲章”Companion of the Order of Australia”を受勲しました。
ハリウッド進出時はトム・クルーズの妻としての側面が強かったですが、離婚後はキャリアを開花させ、アメリカを代表する演技派女優に変貌を遂げました。
キング・ソロン役/ハビエル・バルデム
ランブリアの国王で、エリアンの父。暗闇の魔法をかけられ、大きなモンスターに変身してしまいました。姿は変わっても中身は人間のままで、ユーモアたっぷりな明るい性格をしています。
コーエン兄弟監督の「ノーカントリー」の殺し屋や、007シリーズ第23作「007スカイフォール」で悪役シルヴァを演じたハビエル・バルデムが、エリアンの父キング・ソロンの声を担当しました。
「ノーカントリー」では、冷酷無比なサイコパスの殺し屋アントン・シガーを演じ、映画史に残る悪役と称賛されてゴールデングローブ賞とアカデミー賞の助演男優賞を受賞しました。
ボリナー大臣役/ジョン・リスゴー
演:ジョン・リスゴー
ボリナー大臣の声を担当したのは、「クリフハンガー」や「インターステラー」のジョン・リスゴー。悪役のイメージの強いリスゴーですが、アニメ映画「シュレック」ではファークアード卿の声を務めました。
スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めたオムニバスドラマ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」の1エピソードで主演を務め、エミー賞を受賞しました。
ナザラ・プローン大臣役/ジェニファー・ルイス
「TINA/ティナ」や「ブラキッシュ」を始め、数多くの作品で母親役のイメージが強いジェニファー・ルイスが、ナザラ・プローン大臣の声を担当しました。
母親役を演じることが多いため、”ブラックハリウッドの母”としてよく知られています。ディズニー映画「プリンセスと魔法のキス」と、ピクサー映画「カーズ」シリーズでは声優を務めたことも。
月の予言者役/ネイサン・レイン
演:ネイサン・レイン
月の予言者の声を担当したのは、「ジョー、満月の島へ行く」や「ライフwithマイキー」のネイサン・レイン。スタンダップ・コメディアンからキャリアをスタートさせ、舞台などで着々とキャリアを重ねてきました。
舞台俳優として広く知られていますが、ディズニー映画「ライオン・キング」と、テレビアニメ「ライオン・キングのティモンとプンバァ」ではティモンの声を担当しました。
太陽の予言者役/タイタス・バージェス
Netflixシリーズ「アンブレイカブル・キミー・シュミット」のタイタス・アンドロメドンを演じたタイタス・バージェスが、太陽の予言者の声を担当しました。
同作では、プライムタイムエミー賞に5度もノミネートされています。2005年にブロードウェイ・ミュージカル「Good Vibrations」のエディ役でデビューを果たし、以降は舞台を中心としつつも、「アンブレイカブル・キミー・シュミット」やApple TV+シリーズ「シュミガドーン!」に出演しました。