その他の登場人物
ショーン・チャールズコーチ役/ドン・チードル
演:ドン・チードル
アンソニーのコーチのショーン・チャールズを演じたのは、「ホテル・ルワンダ」のドン・チードル。その演技が高い評価を受け、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。その後は、「アイアンマン2」でジェームズ・ローズ中佐を演じて知名度を大きく上げました。
ボビー・ウィリアムズコーチ役/マイケル・ペーニャ
「クラッシュ」と「ミリオンダラー・ベイビー」でブレイクしたマイケル・ペーニャが、アンソニーのコーチであるボビー・ウィリアムズを演じました。高校時代には、レスリングと陸上競技で州予選に出場したことも。
「ザ・シールド ルール無用の警察バッジ」、「ワールド・トレード・センター」、「バベル」に出演し、3作品連続でアカデミー賞作品賞にノミネートされた作品に出演するという異例の経歴を持っています。
トム・ブランズ役/ショーン・ハトシー
ブライアン・コーウィン役/Chimechi Oparanozie
ドリアン役/パーカー・サック
ウォーカー役/ジョーダン・ナサニエル・ウォレス
ソリス役/ベンジャミン・バレット
マルカリアン役/コリー・ジャンツェン
シェーン・スパークス役/シェーン・スパークス
ネタバレ解説
「アンストッパブル」は、2011年の全米学生レスリング大会で、周囲の予想を覆して全米チャンピオンの座に輝いたアンソニー・ロブレスの感動的な実話を描いています。
製作はベン・アフレック、製作総指揮はマット・デイモンの親友コンビが務めます。彼らは8歳からの知り合いで、大学時代には2人で「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」の脚本を書き上げました。
アフレック監督・製作の「アルゴ」でアカデミー賞編集賞を受賞したウィリアム・ゴールデンバーグが監督を務めます。なお、ゴールデンバーグにとって本作が監督デビュー作となりました。ゴールデンバーグは、これまでに「インサイダー」や「シービスケット」など20作品以上の編集をしています。
「アンストッパブル」の最大の特徴は、主人公アンソニー・ロブレスを、ジャレル・ジェロームとアンソニー・ロブレス本人で演じていることでしょう。これには、ゴールデンバーグの”アンソニー本人にできるだけ彼自身の物語に関わってほしい”との願いがありました。
また、アンソニー本人にレスリングの一部をやってもらうだけで映画がより良くなるという確信もあったそう。とはいえ、ジェロームはこの作品のために何年もトレーニングを積んでレスリングが非常に上達したため、視覚効果が全て終わると、「あれはジャレルなのか?」というような疑問をよく投げ掛けられるほどの出来映えになりました。
撮影は、ジェロームとアンソニーの疲れ具合や、何分連続でレスリングをしたかによって交代しながら行いました。さらに、撮影方法にもこだわっており、視聴者もアンソニーと一緒にマットの上に降りてきて欲しいとの思いから、映画全体を手持ちカメラで撮影しています。
これにより、マット上でのうめき声などのリアルさ、マット上の全ての瞬間を視聴者も共に経験することができます。ここまでこだわったのは、レスリングは残酷なスポーツであると同時に美しいスポーツでもあるからだというゴールデンバーグの考えがあったからでした。
「アンストッパブル」は、2025年1月16日よりアマゾンプライムビデオにて独占配信が開始されます。
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