【THE BATMAN-ザ・バットマン-】街に蔓延る謎が解けるか?

解説

DCキャラの中でも人気が高く多くの作品が展開され【ダークナイト】(2008)や【ジョーカー】(2019)の記憶が残る中、新たなバットマンシリーズが誕生。たったひとり、ゴッサムシティで起こる怪事件をバットマンは解決することができるのでしょうか……。

2022年/アメリカ
原題:The Batman
配給:ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
原作:DCコミックス「バットマン」
監督:マット・リーヴス
「ザ・バットマン」オフィシャルサイト

© 2022 WBEI TM & © DC

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【THE BATMAN-ザ・バットマン-】あらすじ

 
 
 
 
 
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バットマンという存在が現れて2年が経過したゴッサムシティ、時はハロウィン。

街がイベントでにぎわう中、現市長で次期市長選にも出馬しているドン・ミッチェルが何者かに殺害される事件が発生。

そのころ、街中で起こりかけている犯罪を圧倒的パワーで未遂に終わらせ夜を駆けていたバットマンは、協力関係にあるゴッサム市警のゴードン警部補に呼び出されて市長殺人現場へ向かうことに。

鑑定が進む現場にて、警部補から見せられたのは「バットマンへ」と書かれた1通の、なぞなぞが書いてあるメッセージカード。

事件解決のためゴードン警部補と協力しつつ謎を解き明かしていき、真相に近づいていく……。

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スリラー・ミステリー好きにはぜひおすすめしたい作品

クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」シリーズ以来の単独バットマン作品である今作はバットマン原点回帰ともいえる【探偵】と【ノワール】がキーワードともいえる作品。

そして今までにないようなダークでシリアスな作風なのも特徴です。

手がけたのは【モールス】(2010)や、リブート版「猿の惑星」シリーズのマット・リーヴス監督。

「オリジン・ストーリー(誕生話)はやらない」「世界最高の探偵としてのバットマンを描きたかった」という彼のインタヴュー通り、全編を通して知能犯かつシリアルキラーであるリドラーが仕掛ける「なぞなぞ」と、それを解き明かすために街を駆け巡るバットマンが描かれています。

【羊たちの沈黙】(1991)を彷彿させるようなストーリーだと感じました。

「アメコミは得意じゃないから……」というミステリーなどが好きな方におすすめしたい作品に仕上がっているのでぜひご注目を。また、一部、街が飲み込まれるほどの洪水シーンがあるためご注意ください。

「バットマン」が本当にはじめて、という方はまずバットマンが何故誕生したのか、という今回描かれていない部分を知っていた方が楽しいと思いますので、「ダークナイト」シリーズあたりからご覧いただくのもいいかもしれません。

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なぜ「2年目のバットマン」なのか?

活動「2年目」のバットマン、という絶妙なタイミングを描いている本作。

両親を殺され復讐を誓って夜を駆ける彼にはまだ、「ヒーローという気持ちよりもなぜ両親がこの街に殺されることになってしまったのか」「父の仇を取りたい」という、自分のために動いている節がところどころにあるように感じますが、映画が進むにつれ、彼の意思が固まっていくところも見どころのひとつです。

知名度も犯罪者たちの間で「黒いコスチューム男が犯罪を止めに来る」といったような噂になりつつある、といった状態のようで、冒頭の一般男性を襲う青年グループが「コスプレ野郎!」と言われてしまうくらいです。

市長殺害の現場に足を踏み入れた時も、警官ですらものすごく怪訝そうな顔で見ていましたし……。

3年目以降ですと徐々に浸透して味方も増えてきそうですし、孤独に戦うバットマンを見ることができる、監督はとてもよい時期を選ばれたと感じました。

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ブルース・ウェインとその執事

 
 
 
 
 
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さて、バットマンことブルース・ウェイン。

「本当にこの街は変わるのだろうか」「やっていることに意味はあるのか」と悶々としているからなのか、とにかく顔色が悪いし目に輝きがありません。

遺産相続をしてお金持ち・プレイボーイであるはずなのに健康的生活をしているとは思えないやつれ具合です。

過去のブルース・ウェインと比べてもその差は歴然……。

今回主役であるバットマン/ブルース・ウェインを務めるのはロバート・パティンソン。

最近ですとやはりキーパーソンのニールを演じていた【TENET】(2020)のイメージが強いですが、輝きと爽やかさが一切失われたパティンソンにびっくりしてしまいます。

思えば【ライトハウス】(2021)の彼もなかなかでしたが……。

しかし彼だからこそ、ブルース・ウェインとして表に出るとき、やつれていて不健康そうでもある程度身なりを整えれば「ゴッサムシティのプリンス」としてみんなに認識されるのかも……?

さて、ブルース・ウェインを語るならばその執事、アルフレッド・ペニーワースについても語らねばなりません。

歴代シリーズでもマイケル・ガフをはじめ、マイケル・ケイン、ジェレミー・アイアンズなど、名立たる俳優たちに演じられてきた執事です。

本作ではモーションキャプチャーの第一人者であるアンディ・サーキスが演じており、死に急ぐような主人を心配そうにそばで見守っています。

あまり登場シーンは多くはありませんが、ブルースとアルフレッドのふたりが病室で話し合うシーンはとてもよい演技をされていて印象的でした。

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【THE BATMAN-ザ・バットマン-】感想

ポール・ダノ演じるリドラーが、収容されたアーカム・アサイラムで思い描いていたラストではなくなって悲しんでいるラストシーンで、隣の部屋の囚人が話しかけてきて笑いあうことで終わるわけですが、その囚人役はバリー・コーガン。

バリー・コーガンといえば【ダンケルク】(2017)にて注目され、近年では【エターナルズ】(2021)に出演するなどメキメキと露出度が高くなっている俳優のひとり。

彼は一体誰なのか?まさか、ホアキン・フェニックスが演じていた……?続編が楽しみでなりません。

さて、エンドロールあとに浮かぶ【<?>】【GOOD BYE <?>】の文字。

そのあとに一瞬だけURLが浮かび上がっていましたがご覧になりましたか?

あのURL……実はアクセスできるんです。

なにが待ち受けているのかはぜひご自分の目でお確かめを。

www.rataalada.com

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