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【シン・ゴジラ】あらすじと解説。今、日本がゴジラに立ち向かったら…

映画【シン・ゴジラ】は2016年に公開された特撮映画です。現代の日本に突如現れた謎の巨大生物に対し、日本はどのように立ち向かうのか。日本人の底力を感じる作品となっております。キャッチコピーは「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」を、ぜひ。

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【シン・ゴジラ】あらすじ

ある日、東京湾の沖合で大きな爆発があり、トンネルが崩れ落ちる事故が発生しました。

内閣官房副長官・矢口(長谷川博巳)は、動画などの情報から巨大な生物の可能性を訴えますが、周囲の人々の理解が得られずにいました。

数日後、街に上陸した生物の出現に政府は見解を改め、矢口を事務局長とした「巨大不明生物特設災害本部」(通称:巨災対)を設置します。

巨災対は生物の駆除を目的とし、自衛隊を要請して巨大生物への攻撃を試みました。

上陸時には第2形態に姿を変え、芋虫のように蛇行して歩いていた生物は、停滞する期間を経て、ついに二足歩行する巨大な姿に進化していきます。

本作でゴジラは第5形態まで姿を変え、謎めいたラストシーンには様々な考察が飛び交いました。

【ゴジラ】シリーズでは初のフルCGで描かれた”ゴジラ”をお楽しみください。

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キャスト情報

矢口 蘭堂/長谷川博己

内閣官房副長官(政務担当)兼 巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)事務局長。

冷静で型にとらわれない性格で、組織の中心となりゴジラとの戦いに関わっていきます。

矢口 蘭堂役は【鈴木先生】(2011)【劇場版 MOZU】(2015)【麒麟がくる】(2020)で主演を務めた長谷川博己が演じています。

赤坂 秀樹/竹野内豊

内閣総理大臣補佐官(国家安全保障担当)。

矢口とは旧知の仲ですが、矢口の政府内の方針に背いた発言に度々苦言を呈します。

赤坂 秀樹役はドラマ【ビーチボーイズ】(1997)【冷静と情熱のあいだ】(2001)【太平洋の奇跡 -フォックスと呼ばれた男-】(2011)等、様々なジャンルで知名度のある竹野内豊が演じています。

カヨコ・アン・パタースン/石原さとみ

アメリカ合衆国大統領の特使で、40代で大統領に就任することを目標にしています。

日系三世で英語と日本語のバイリンガルであり、時節英語交じりの話し方をするのが特徴。

カヨコ役は【リッチマン、プアウーマン】(2012)【進撃の巨人】(2015)【アンナチュラル】(2018)などで知られる石原さとみが演じています。

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【シン・ゴジラ】見どころと解説

「対ゴジラ」をリアルに描く

本作は「ゴジラ映画は子供向けの特撮映画」という今までのイメージから脱却し、政治色を色濃く描いた大人向けの作品となっています。

ゴジラという巨大不明生物に対して、日本政府はどのように対処していくのか?

そのプロセスや人間模様を描いた内容となっており、その様子は震災や新型ウィルスなどの重大な国難に立ち向かう日本政府の姿と重なります。

本作は脚本の段階で防衛省や自衛隊の全面協力を得て、ゴジラが出現したときの対応を何度も取材したという点が、よりリアルに感じられるポイントのひとつ。

この取材により、私たちが知らない政府の内側をも楽しむことができるでしょう。

実力派揃いの豪華キャスト

本作は多くの豪華キャストが出演していることも話題になりました。

主演に長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、高良健吾が脇を固めています。

そして内閣府の大臣らに國村隼、平泉成、余貴美子、柄本明がキャスティングされ、内閣総理大臣は大杉漣が務めました。

さらに巨災対のメンバーに市川実日子、高橋一生、津田寛治、自衛隊の隊員に斎藤工やピエール瀧も出演しています。

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【シン・ゴジラ】感想

「この国はまだまだやれる」

このセリフは映画【シン・ゴジラ】を象徴する一言です。

チーム一丸となってゴジラ調査を進める巨災対での矢口のこの一言に、どんな国難にもひたむきに立ち向かうことができる日本人の器量を感じました。

そして、ゴジラは映画の中で何度も進化し、どんどん巨大になる姿は恐ろしく、とても迫力があるものです。

街の風景や攻撃のシーンもとてもリアルでCGとは思えない映像でした。

ゴジラはハリウッドでも実写化されましたが、本作は東京が舞台で日本政府の協力のもと東宝株式会社の単独出資で日本のプライドを持って制作されたゴジラ映画だと言えます。

アメリカの【ジュラシック・パーク】シリーズとも一味違う、日本版の恐竜映画として互角に渡り合える作品となっています。

ぜひ、一度ご覧下さい。

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