【ハローポッターと死の秘宝Part1】ネタバレ解説(part2)
死の秘宝とは
ハーマイオニーが、ダンブルドアから贈られた本の中に3人兄弟の物語があり、その物語に出てくるニワトコの杖、蘇りの石、透明マントの3つの魔法具が死の秘宝でした。
3つ集めれば、”死を制する者”になれると言われていますが、殆どの魔法使いはおとぎ話の中の話だと思い、探究する者はほとんどいなかったのです。
しかし、それらは全て実在するものでした。
死の秘宝の”死を制する者”とは、不死になれることだと勘違いしている者が多いようですが、本当の意味は”死を受け入れることができる者“とダンブルドアは推測していました。
3人兄弟の長男と次男は不幸な死を遂げ、三男は死を受け入れ穏やかな最期を迎えたと言われています。
ニワトコの杖
ニワトコの杖はダンブルドアが使っていた杖で、”史上最強の杖“と呼ばれています。
本作のラストで、ヴォルデモートがダンブルドアの墓から手に入れてしまいました。
蘇りの石
死んだ人と会える蘇りの石は、分霊箱のマールヴォロゴーントの指輪の中にありました。
ダンブルドアは指輪の中に蘇りの石を見つけたとき、死んでしまった妹に会いたい欲望に負けて石に触れてしまい、ヴォルデモートがかけていた身体を蝕む魔法に引っ掛かり、余命が短くなってしまったのです。
透明マント
ハリーが1年生の時、クリスマスプレゼントでハリーに届いた透明マントは本物でした。
マントはハリーの父が所持していて、ハリーの父がヴォルデモートに殺されたあとはダンブルドアが預かり、ハリーがホグワーツに入学したはじめての年のクリスマスにダンブルドアから送られてきました。
【ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1】の感想
本作品はハリーとロン、ハーマイオニーの3人が、分霊箱を探す旅と絆がメインに描かれています。
分霊箱の魔力のせいで、疑心暗鬼になってしまうロンとハリーが喧嘩してバラバラになってしまいますが、ハリーがピンチのときに助けてくれたのはロンでした。
ハリーはシリーズ当初から勇気と強さがありましたが、本作では特にロンの強さと成長が感じられます。
そして3人の絆が深く刻んでいくストーリー展開はロンだけではなく、ハリーとハーマイオニー、3人の友情を超えた強い信頼関係が見ていて楽しめました。
シリーズを通して活躍していたキャラクターが亡くなっていく描写は胸が苦しいですが、これほどの犠牲者を出さないとヴォルデモートを倒せないのだと言う恐怖感に煽られます。
残りの分霊箱と蘇りの石の行方、そしてスネイプの隠された想いが【死の秘宝Part2】のポイントとなります。
シリーズ当初から比べると、子ども向け映画から大人向け映画のようになってきましたが、観ている側も彼らと一緒に成長し大人になって行くことを考えると、それも含めて楽しめる作品なのだと思いました。
【ハリーポッターと死の秘宝Part2】ついに完結!全面戦争の行方、そしてスネイプの隠された思いに胸が詰まる!
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