フランク・ハーバートによる名作SF小説【デューン】シリーズ。本作はこれまでデヴィッド・リンチ監督によって映画化されたほか、アレハンドロ・ホドロフスキー監督による映画版も検討されてきた人気作として知られています。そして新たにリメイク版として、2021年10月15日に【DUNE/デューン 砂の惑星】公開。その壮大な世界観のスケールに「映像化不可能」とまでの評価を受けた話題作です。
【DUNE/デューン 砂の惑星】あらすじ
アカデミー賞®最多6部門受賞(撮影賞・視覚効果賞・作曲賞・音響賞・編集賞・美術賞)(2022年3月28日追記)
西暦10190年、人類は地球を離れ惑星に移住しました。
【DUNE/デューン 砂の惑星】の世界は人工知能による反乱を迎えた後の世界であるため、人工知能やコンピューターという機械は彼らの文明から極力排除されています。
また、国には厳格な身分制度が強いられ、統治国家が繁栄しています。
この度、大領家のひとつアトレイデス家の当主、レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)は、皇帝の命を受け、惑星アラキスの統治を任されました。
アトレイデス家の跡取り、ポール(ティモシー・シャラメ)は時折見る「夢」の存在に悩まされていました。
同じ女性の姿が繰り返し現れる、予知夢であるようにも思える夢の内容に、ポールは次第に不安を感じ始めます。
大領家のひとつアトレイデス家の当主であり、ポールの父、レト・アトレイデス公爵が統治を任せられたのは砂の惑星「デューン」で、ポールも母ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)と共に惑星アラキスへと移住します。
キャスト
ポール・アトレイデス:ティモシー・シャラメ
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人物紹介:アトレイデス家の後継者。
ポールは未来が視える特殊な能力を持ち、全宇宙から命を狙われます。
キャスト紹介:ティモシー・シャラメ
【レディ・バード】や【君の名前で僕を呼んで】で一躍注目を浴びた若手俳優です。
近年では【チャーリーとチョコレート工場】の前日譚【ウォンカ】で、ウォンカ役をつとめることも発表されました。
レディ・ジェシカ:レベッカ・ファーガソン
人物紹介:超能力を持つ家系に生まれ、「声」を使い敵を支配することができる特徴を持っています。
通常女性に受け継がせるこの力をポールに受け継がせるべく「修行」を行いました。
ポールとともに過酷な砂の惑星“デューン”で冒険をします。
キャスト紹介:レベッカ・ファーガソン
【ドクター・スリープ】や【グレイテスト・ショーマン】などの人気作にも出演しています。
レト・アトレイデス公爵:オスカー・アイザック
人物紹介:アトレイデス家の当主。
威厳ある風格で民を束ねますが、陰謀に巻き込まれジェシカとポールを残したまま生き絶えてしまいます。
キャスト紹介:オスカー・アイザック
【アダムス・ファミリー】や【スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け】にも出演しています。
ダンカン・アイダホ:ジェイソン・モモア
人物紹介:アトレイデス家の腹心。
レトやポールのサポートを続け、軍隊をも取りまとめる武力派です。
自分の命とひきかえに、ポールたちを守ります。
キャスト紹介:ジェイソン・モモア
【アクアマン】や【ジャスティス・リーグ】への出演でも知られています。
【DUNE/デューン 砂の惑星】が他の映画与えた影響は?ネタバレ感想
レトは、香料メランジの占有を目的としたハルコンネン男爵を、あと一歩のところまで追い詰めるも殺害に失敗し、ポールは、砂漠のメランジを大量に浴びたことで完全に「クイサッツ・ハデラッハ」に完全に覚醒します。
そして巨大なサンドワームからなんとか逃げ延びた先、2人の見張りに徹していたフレメン族がとうとう姿を表します。
その中にポールの夢にずっと現れ続けていた女性・チャニの姿もありました。
父を失い、実際的な皇帝の地位を手にしたポールは、自分の使命に目覚め、父の復讐を胸に砂の惑星での冒険を心に決めるのです。
【スター・ウォーズ】や【風の谷のナウシカ】、【アバター】など、数多の作品に影響を与えてきた“伝説の1冊”と呼ばれる作品なだけあって、ポールの戦闘シーンではどことなくライトセーバーが思い浮かんだり、サンドワームの登場シーンはオウムの姿が彷彿とさせられるなど、SFファンにはたまらないモチーフがふんだんに盛り込まれた作品という印象を受けました。
アレハンドロ・ホドロフスキーの構想では「完成作品は12時間にも及ぶ」となされていたことにも納得です。
とくに砂漠に巣食うサンドワームの登場シーンの迫力は圧巻でした。
サンドワームが反応する低く拳を叩くような砂音の響く場面は、ぜひ劇場で堪能する事をお勧めします。
本作品では、仲間との決闘を果たし、いよいよ冒険が始まるというところでラストを迎えましたが、夢に登場した女性との出逢いも含めてこれからのポールの冒険に胸が高鳴ります。
ぜひ、ポールの砂の国の冒険をご覧あれ!
究極の映画体験!
池袋のグランドシネマサンシャインの「IMAXレーザー/GTテクノロジーシアター」では、スクリーンのアスペクト比が1.43:1 となっており、通常のスクリーンより、最大40%増の映像を体験することができます。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、【DUNE/砂の惑星】をIMAXで上映することを念頭におき、世界で最も高品質のIMAX認証デジタルカメラで1時間以上の撮影を行いました。
視野いっぱいに映像が広がるため、通常の映画館では味わえない臨場感と、究極の映画体験が可能です。
- 名称:グランドシネマサンシャイン 池袋
- 所在:東京都豊島区東池袋一丁目30番3号
- アクセス:JR山手線等「池袋駅」徒歩4分
- スクリーン数:12スクリーン
グランドシネマサンシャイン 池袋:公式サイト
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