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【天使と悪魔】解説。キリスト教の信仰と科学の対立を描く、ラングドンシリーズ第2弾。

「天使と悪魔」出典:Amazon.co.jp

Writer:haruka
Introduction

映画【天使と悪魔】は、ダン・ブラウンの原作小説「天使と悪魔」を2009年に実写映画化した、ロバート・ラングドンシリーズ第2作目となるミステリスリラー映画です。本作は、ローマを舞台に科学を信奉してカトリック教会に弾圧された秘密結社イルミナティと、カトリック教会の対立が描かれています。前作は【ダ・ヴィンチ・コード】(2006)です。

© 2009 Columbia Pictures/© 2021 SONY PICTURES ENTERTAINMENT (JAPAN) INC. ALL RIGHTS RESERVED.

Production

公開:2009年 アメリカ

原題:Angels & Demons

監督:ロン・ハワード

キャスト:トム・ハンクス、アイェレット・ゾラー、ユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルド

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【天使と悪魔】あらすじ

ある日、アメリカの大学教授であるラングドン(トム・ハンクス)のもとに、バチカン警察から宗教象徴学の専門家として捜査協力の依頼が来ます。

バチカンでは、10億人のカトリック教徒の代表であるローマ教皇が死去し、世界中から枢機卿や信者がサン・ピエトロ大聖堂に集まり、次期ローマ教皇を決める「コンクラーヴェ」が行われていました。

捜査の内容は、次期ローマ教皇になる可能性の高い4人の枢機卿の拉致、そしてバチカンを爆破するという脅迫に関する事件の解明でした。

爆破に使用される「反物質」を研究していたスイスのヴィットリア博士(アイェレット・ゾラー)も呼び出され、ラングドンとヴィットリアは4人の枢機卿の殺害をほのめかす謎の記号で記された脅迫文の解読を始めます。

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キャスト情報

《ロバート・ラングドン/トム・ハンクス》

ハーバード大学で宗教象徴学を研究している大学教授で、一度目にした象徴の配列を時間をかけて思い出すことが出来る特殊能力を持ちます。

本作ではガリレオ・ガリレイなどの記録をもとに4人の枢機卿の居場所を推理し、ローマの街を駆け巡ります。

ロバート・ラングドン役を演じたのは、【フォレスト・ガンプ/一期一会】(1994)、【トイ・ストーリー】シリーズ(1995)など数多くの作品で主演を務めるアメリカの俳優 トム・ハンクスです。

トム・ハンクスは【ダ・ヴィンチ・コード】(2006)、【インフェルノ】(2016)でもロバート・ラングドン役を演じています。

《ヴィットリア・ヴェトラ/アイェレット・ゾラー》

本作のヒロインで、爆発すればバチカンを吹き飛ばすほどの反物質について研究するスイスの研究者の女性です。

今回の事件に盗まれた反物質が利用されたことにより、ラングドンと共に捜査に協力します。

ヴィットリア・ヴェトラ役を演じたのは、【ベン・ハー】(2016)、【ラスト・ナイツ】(2015)などの作品に出演するイスラエルの女優 アイェレット・ゾラーです。

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人々を救うのは信仰か、科学か

宗教と科学の対立

前ローマ教皇の死は、何者かによる毒殺であることが判明し、怒りをあらわにするローマ教皇の養子で秘書でもあるカメルレンゴはコンクラーヴェの中止とイルミナティへの応戦を訴えます。

しかし、神聖な儀式を行うカトリック教会は、卑劣な手段を使うイルミナティに屈しないという意思によりコンクラーヴェを続けました。

誰が反物質を盗み、何の目的で犯行に及んだのか、徐々に明かされていくイルミナティの正体と、カトリック教会の静かな強さを感じる展開が見どころとなっています。

映画のラストシーンではラングドンによって救出された枢機卿が新たなローマ教皇が選出され、サン・ピエトロ大聖堂の広場の群衆に向かって挨拶し、群衆が活気を取り戻す場面が描かれています。

映画と原作小説の順番が異なる理由

原作小説は、2000年に「天使と悪魔」、2003年に「ダ・ヴィンチ・コード」が出版され、映画は2006年に「ダ・ヴィンチ・コード」、2009年に「天使と悪魔」の順番に公開されました。

原作小説「ダ・ヴィンチ・コード」は、世界中で44言語に翻訳され、7000万部の大ベストセラーとなったことから、当初は映画のシリーズ化を視野に入れずに映画「ダ・ヴィンチ・コード」が制作され、映画も世界中で大ヒットしたことで、続編となる映画「天使と悪魔」の制作に至ったと考えられます。

ストーリー自体はそれぞれの作品で完結しているので、どちらから先に観ても問題はありません。

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静と動の2つのストーリー

本作では、コンクラーヴェを行うカトリック教会を「静」、事件の解明に奮闘するラングドンたちを「動」とする2つの場面を描くことで、映画自体のテンポが良く、ミステリー映画として見やすい作品になっていると感じました。

しかし、4人の枢機卿が殺害されるシーンは猟奇的で気味が悪く、そのような描写が苦手な人は注意が必要かもしれません。

本作は、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂を中心に、ナヴォーナ広場、サンタンジェロ城など多くの有名な観光地が登場することも見どころの1つとなっています。

シリーズ3作目は、イタリアのフィレンツェを舞台とした【インフェルノ】(2016)が公開されています。

ぜひ、ご覧下さい。

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