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【ソラニン】あらすじと解説。「あの頃の自分の姿」と重なる。

出典:www.amazon.co.jp

映画【ソラニン】ネタバレと見どころ。浅野にいお原作の漫画を実写化した青春恋愛映画【ソラニン】。宮崎あおいが弾いて歌う姿は他では観られません。キャッチコピーは「私は歌う。キミがいた事を証明するために」を、ぜひ。

©浅野いにお・小学館/「ソラニン」製作委員会/写真:太田好治
 公式サイト

製作

公開:2010年 日本

監督:三木孝浩

原題:ソラニン

原作者:浅野いにお・小学館「週刊ヤングサンデー」連載(2005-2006)

配給:アスミック・エース

キャスト:宮崎あおい、高良健吾、桐谷健太、近藤洋一、伊藤歩

動画情報

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【ソラニン】あらすじ

大学卒業後、とりあえず事務職に就職した芽衣子は、自分が何をやりたいのか分からず退屈な毎日を過ごしていました。

一方で、芽衣子と一緒に暮らす彼・種田は就職せず、卒業後もアルバイトをしながらバンド仲間の加藤やビリーと細々と音楽スタジオで演奏するだけのバンド活動を続けていました。

ある日、芽衣子の応援もあり種田はアルバイトを辞め、本格的にバンド活動に打ち込むようになります。

種田は音楽に正面から向き合い【ソラニン】という曲を作り、レコード会社やライブハウスに送りました。

すると、あるレコード会社から連絡があり、種田たちはそのレコード会社を訪れます。

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キャスト情報

井上芽衣子/宮崎あおい

芽衣子は東京の片隅で種田と同棲している社会人2年目の女の子です。

OA機器メーカーに勤めていましたが、限界を感じ辞めてしまいました。

芽衣子役は【NANA】(2005)【神様のカルテ】(2011、2014)【篤姫】(2008)など数多くの映画やドラマで主演を務める宮崎あおいが演じています。

本作では歌とギターに初挑戦しており、出演の経緯について「今まで歌は苦手でしたが、逃げずに向き合いたい」と語っていました。

種田成男/高良健吾

種田はギターをこよなく愛するバンドマンで、ボーカルも務めています。

大学卒業後、新聞社の下請けの会社でバイトをしており芽衣子との交際期間は6年。

種田役は【横道世之介】(2013)【モトカレマニア】(2019)など、映画やドラマで主演を務めるほどの人気俳優 高良健吾が演じています。

高良健吾はもともと宮崎あおいの大ファンだったこともあり、本作で恋人役を演じたことに対して「とても緊張した」と嬉しそうに語っていました。

加藤賢一/近藤洋一(サンボマスター)

バンドでベース担当の加藤は就職もせず、だらだらと卒業を引き延ばし大学6年生を過ごしています。

加藤役を演じているのは、サンボマスターの近藤洋一。

近藤は演技初挑戦でしたが、初めてとは思えない自然な演技と本業であるライブでの圧倒的な存在感は印象的です。

また、近藤は原作のキャラクターとそっくりと言う見た目もさることながら、加藤と同じベーシストであり実際に大学を6年間通ったという、まさに設定を地でいく人物でした。

監督の三木孝浩は「彼をキャスティングできたのは奇跡」と語ります。

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【ソラニン】ネタバレと見どころ

映画最大の見どころ ライブシーン

映画のクライマックスで、芽衣子と加藤とビリーはライブのステージに立ちます。

かつて種田、加藤、ビリーの3人で組んでいたバンド「Rotti」は種田を失った後、芽衣子の半ば強引な誘いによって復活します。

種田を交通事故で失った芽衣子は失意の中、種田が作詞作曲したソラニンを繰り返し聴きギターを始めます。

「ソラニンを歌ってみたい!」という芽衣子に加藤とビリーも最初は戸惑いますが、芽衣子の強い気持ちに押されバンド活動を再開します。

ラストのライブシーンでは、過去との決別の痛みを感じながらもひたむきに歌う3人の姿に、これから前を向いて進んでいくという気持ちが強く伝わってきます。

当初、宮崎あおいはギターのみの演奏の予定でしたが、リハーサルでの彼女の歌声に急遽レコーディングすることになったそうです。

このひたむきに演奏して歌うシーンは、宮崎あおいのどの作品でも見ることができません

ソラニン
Ki/oon Sony キューン ソニー

ASIAN KUNG-FU GENERATIONとの出会い

本作は、浅野にいおとASIAN KUNG-FU GENERATIONの運命的な出会いでも知られています。

原作漫画【ソラニン】というタイトルは、浅野にいおがASIAN KUNG-FU GENERATIONのアルバムのタイトル【ソルファ】をソラニンと聞き間違えたのがきっかけ。

音感やジャガイモの芽の毒という意味が気に入り【ソラニン】と付けたとのこと。

また、映画のエンディングに流れる【ムスタング】という曲は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONが映画のオファーが来る前に原作漫画にインスピレーションを受けて制作された曲と言われています。

原作と音楽が惹かれるように、映画【ソラニン】の音楽が生まれました。

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【ソラニン】感想

初めて映画を見た時、宮崎あおいの歌う姿に驚きました。

種田を失った悲しみや、悲しんでばかりではいられないと言う前向きな気持ち、複雑な感情が力強く表れたまっすぐな歌声と表情に感動しました。

当時、芽衣子たちと同世代だった方は学生から社会人になる不安や葛藤に共感したことでしょう。

本作は子どもから大人に変わらないといけないという、きっと誰もが経験する悩みを描いた作品です。

数年経って見てみると、大学時代の楽しかった記憶や不安を感じていた記憶が蘇り、懐かしい気持ちにさせらると同時に、ひたむきに前に進もうと改めて感じさせてくれます。

きっと誰もが、芽衣子たちの姿とあの頃の自分の姿と重なるはずです。

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