主要人物／キャスト
ドゥーカー役／サミュエル・L・ジャクソン
一家の主ドゥーカーを演じたのは、「ジャングル・フィーバー」や「パルプ・フィクション」のサミュエル・L・ジャクソン。
スパイク・リー監督作「ジャングル・フィーバー」の演技が高く評価され、第44回カンヌ国際映画祭で助演賞を受賞していますが、本来カンヌ映画祭に助演賞は設けられておらず、ジャクソンのためだけに一時的に開設されたものでした。
ジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」新3部作（「スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス」「スター・ウォーズエピソード2/クローンの逆襲」「スター・ウォーズエピソード3/シスの復讐」）では、メイス・ウィンドゥを演じました。
この役はルーカス監督に直訴して得たもので、”ノーギャラでもいいからヨーダと共演させてくれ”と頼み込んだそう。なお、本来ライトセーバーは青、赤、緑の3色しか存在しませんが、ジャクソンのどうしても紫がいいとの希望を受け、特別に紫のライトセーバーとなりました。
ボーイ・ウィリー役／ジョン・デヴィッド・ワシントン
「ブラック・クランズマン」や「TENET/テネット」で知られるジョン・デヴィッド・ワシントンが、ドゥーカーの甥ボーイ・ウィリーを演じました。
元アメフト選手の俳優で、デンゼル・ワシントンの長男でもあります。9歳の時に父デンゼル主演の映画「マルコムX」に出演し、2012年までアメフト選手としてプレーをした後に本格的に俳優業を始めました。
バーニース役／ダニエル・デッドワイラー
ウィリーの姉バーニスを演じたのは、「ザ・ハーダー・ゼイ・フォール:報復の荒野」や「ティル」のダニエル・デッドワイラー。舞台女優としてキャリアをスタートさせ、ドラマ映画「A Cross to Bear」でスクリーンデビューを果たしました。
伝記映画「ティル」での演技が高い評価を受け、英国アカデミー映画賞の主演女優賞にノミネートされるなど多くの賞賛を得ています。
ライモン役／レイ・フィッシャー
DCシリーズのスーパーヒーロー”ビクター・ストーン／サイボーグ”役で有名なレイ・フィッシャーが、ウィリーの右腕で相棒のライモンを演じました。高校時代は米国の大手映画館チェーンであるシネマーク・シアターズで働いており、教師の勧めによりミュージカルに関わるようになります。2016年には「バットマンvsスーパーマンジャスティスの誕生」でビクター・ストーン／サイボーグとしてカメオ出演を果たし、このキャラクターはDCシリーズ初の黒人ヒーローとなりました。
エイブリー役／コーリー・ホーキンズ
バーニースを口説こうとする地元の牧師エイブリーを演じたのは、「ウォーキング・デッド」や「24:レガシー」のコーリー・ホーキンズ。俳優の他に舞台や歌手としても活動しており、2017年にはブロードウェイ劇「あなたまでの6人」でトニー賞演劇主演男優賞にノミネートされました。同年のテニス全米オープンでは、「ゴッド・プレス・アメリカ」を歌いました。
ウイニング・ボーイ役／マイケル・ポッツ
演：マイケル・ポッツ
「TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ」のメイナード・ギルバー刑事役のマイケル・ポッツが、ドゥーカーの友人ウイニング・ボーイを演じました。全米屈指の演劇学校デイビット・ジェッフェン・スクール・オブ・ドラマ・アット・イェール大学で演技を学びました。「THE WIRE/ザ・ワイヤー」の始末屋ブラザー・ムーゾーン役と、Netflix映画「ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男」のクリーブ・ロビンソン役で知られています。