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【ニューイヤーズ・イブ】年末に観たい最高にハッピーな1本。

新年を迎えるとき、何を感じて過ごしたいか。誰かを思いながら過ごす人もいれば何かを手放す決断をし、新鮮な気持ちで新年を迎えようとする人。大晦日は1年の中でも、特別なことが起こりそうな予感がする日。映画【ニューイヤーズイブ】は、男女8組が大晦日にそれぞれ色々な思いを抱えて過ごす心温まるハートフルストーリーです。ぜひ年末時間に鑑賞してみては?

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【ニューイヤーズ・イブ】あらすじ

大晦日のニューヨーク。

クレア(ヒラリー・スワンク)は、タイムズスクエアで行われるカウントダウンイベントの責任者としてラジオのインタビューを受けていました。

そんな中、電飾で輝くボールを23時59分まで頂上に停止させ、0時になったら落ちていく”ボールドロップ”が、機械のトラブルで頂上に到達する前に止まってしまいました。

クレアは、伝説の電気技師・コミンスキー(ヘクター・エリゾンド)を呼び出して修理させますが、カウントダウンまでに間に合うか不安な様子。

同じ頃、シンガーを夢見るエリーズが、コーラスとして出演予定の音楽イベントに向かうため自宅アパートを出ようとしたところ、エレベーターが止まってしまいます。

大晦日ということもあり、管理人は不在。

同じくエレベーターに閉じ込められた同じマンションに住むコミック画家のランディ(アシュトン・カッチャー)と2人で話し込みます。

また、死期が迫っている入院患者と看護師、出産間近の妊婦、去年出会った女性のことが忘れられない男性……など、【ニューイヤーズ・イブ】は大晦日のニューヨークを舞台に、様々な思いを抱えながら過ごす8組の物語です。

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キャスト情報

クレア・モーガン/ヒラリー・スワンク

タイムズスクエア協会の副会長でボールドロップの責任者。

初めて大役を任されたイベントな為、不安で落ち着きがありません。

その不安は的中しボールドロップにアクシデンが起きてしまいます。

クレア役のヒラリー・スワンクは【バッフィ/座・バンパイア・キラー】(1992)の端役で映画デビューし、日本でも人気のあったテレビドラマ【ビバリーヒルズ青春白書】(1997)にも出演しました。

【ボーイズ・ドント・クライ】(1999)、【ミリオンダラー・ベイビー】(2004)で2度のアカデミー賞主演女優賞を受賞し、【ボーイズ・ドント・クライ】では20以上の映画賞を総なめにしました。

ローラ/キャサリン・ハイグル

ケータリング事業を行うシェフ。

大晦日の夜に行われる音楽イベントで元彼と再会します。

ローラ役のキャサリン・ハイグルはモデルとして芸能界入りし、【恋に焦がれて】(1992)で映画デビュー。

低予算な映画出演が続いた後、テレビシリーズ【ロズウェル 星の恋人たち】(1999-2002)でブレイク。

その後も映画やドラマに多数出演し、2008年にアメリカのウェブサイト「最も理想的な女性99人」の1位に選ばれました。

ポール/ザック・エフロン

自転車の配達屋でキムの弟。

偶然出会ったイングリット(ミシェル・ファイファー)の目標を叶えるため、大晦日に1日付き合うことに。

ポール役のザック・エフロンはディズニーチャンネル【ハイスクールミュージカル】(2006)でブレイクし、【グレイテスト・ショーマン】(2018)で劇作家フィリップ・カーライル役を演じて知名度を上げました。

爽やかな印象が強いザックですが、【テッド・バンディ】(2019)では実在した凶悪な殺人犯を演じ話題になりました。

キム/サラ・ジェシカ・パーカー

ラジオシティ・ミュージックホールの衣装係でポールの姉。

大晦日の夜に、友達とイベントに行きたいという娘と大喧嘩します。

キム役を演じたサラ・ジェシカ・パーカーは、子役出身の女優兼プロデューサーです。

11歳でブロードウェイデビューし、13歳でミュージカル【アニー】でアニー役を2年間演じました。

日本でも大人気の【セックス・アンド・ザ・シティー】(1998-2003)シリーズでキャリー役を熱演し、ゴールデングローブ賞主演女優賞を4度受賞しています。

キャリー役以降、アメリカではファッションリーダー的な存在になり、多くの女性が彼女のファッションを真似しました。

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【ニューイヤーズ・イブ】ネタバレ・見どころ・解説

8組が送るストーリーはテンポが速く観やすい!

本作品の中に8つの物語があります。

いわゆるオムニバスストーリーの映画です。

約2時間の中に8つもストーリーが同時進行で進んでいくので、中だるみすることなくご覧いただけます。

ストーリーはそれぞれが全く関係ないところで起きている物語ではなく、実は全て細い糸で繋がっているという何とも堪らない演出です。

物語の中でも特におすすめなのは、大晦日に会社に辞表を出した冴えないおばさん・イングリット(ミシェル・ファイファー)と、お調子者の若者・ポール(ザック・エフロン)の物語。

イングリットは新年の始めに1年の目標として、やりたい事を掲げていましたが何も達成していません。

偶然出会ったポールに想像力を駆使し、目標を全て1日で達成させてくれるようお願いしました。

毎日このままでいいのかと思いながら同じことの繰り返しを送る日々に、少し疑問を抱いている方も少なからずいると思います。

イングリットもそのひとりで、強く主張ができないために仕事を任されすぎてしまい、大晦日まで出勤しているのです。

一歩踏み出すのは勇気がいることですが、イングリットは一歩踏み出したことでポールと出会い、新しい世界が開けました。

2人がデートしているシーンは、女性心がくすぐられるものばかりで癒されること間違いなし。

何といってもザックエフロンのお調子者キャラがドハマリで、最後のキスシーンは胸きゅんせざるを得ません。

豪華すぎるキャストのお芝居合戦!

名前は知らなくても顔はどこかで観たことがある、と言うほど人気の俳優や女優が出演している本作。

ポスターにもなっているキム役のサラジェシカパーカーは、日本でも大人気だったドラマ【セックス・アンド・ザ・シティー】シリーズの主演女優。

死期が近く入院しているスタン役のロバート・デニーロは、近年では話題になった【ジョーカー】(2019)にも出演していました。

お調子者の若者ポール役のザック・エフロンは、大ヒットミュージカル映画【グレイテストショーマン】(2018)が記憶に新しいと思います。

また、タイムズスクエア協会副会長のクレア役を演じたヒラリー・スワンクは、アカデミー賞主演女優賞を2度も受賞した名女優です。

本作のクライマックスで語るクレアのスピーチは胸に刺さります。

主演級の超豪華キャスト陣が、こんなにも共演する映画はオムニバムストーリー映画ならでは。

彼らのお芝居を観るだけでも贅沢な時間を過ごせるはずです。

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【ニューイヤーズ・イブ】感想

名俳優、名女優が出演してるだけあって出演時間は短いのに心に残る、存在感がある俳優や女優はさすがと言ったところです。

どのストーリーにも共感できる部分があり、出演している誰かと自分を重ねられる世界観に引き込まれるはず。

最後は必ず心温まるハッピーエンドで終わるので、恋人やご家族と幸せな気分で新しい年を迎えられる、【ニューイヤーズ・イブ】は、そんな素敵な作品です。

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