Netflixオリジナル映画【エルカミーノ】ネタバレ。
トッドに囚われ合成麻薬メスの製造に従事していたジェシー・ピンクマン。
そんなジェシーを助ける為にトッドの叔父ジャック率いるギャング達のアジトに車で乗り込み、車のトランクに隠していた軍用重機関銃M60を遠隔操作してトッド達を一掃して救出したウォルター・ホワイト。
ウォルターはジェシーを救出しようとして自らも傷を負ったが果たして続編では生きている?
一目散に逃げ出したジェシーは?
犯罪者の家族として生きて行く羽目になったスカイラーは?フリンはどうしているのか?
色々気になる【ブレイキング・バッド】の続編映画【エルカミーノ】のネタバレをお届けします。
映画【エルカミーノ】あらすじ
序章
Netflix配信映画【エルカミーノ】は、【ブレイキング・バッド】シーズン5最終話”Felina”の続編となる作品。
マイクが「人生をやり直すならアラスカだ」とジェシーに語るシーンから映画は始まる。
シボレー エルカミーノで、アジトから一目散に逃げ出したジェシーは、バッジャーとスキニーピートが暮らす家へと向かう。
そこでスクラップ業者ジョーを呼び、エルカミーノを消して証拠隠滅を図ろうとするが、発信機が作動してしまい、ジョーは危険を感じて車を処分せずにレッカー車でその場を去った。
仕方ないので、バッジャーがスキニーピートの車を運転してメキシコ国境へと向かい、DEAの捜査を撹乱する一方、ジェシーはバッジャーのポンテアック・フィエロを借りて逃走する。
トッドの手助けを強いられるジェシー。
場面は再び過去のシーンへと切り替わる。
トッド・アルキストに監禁され合成麻薬メス製造に強制的に従事させられていたジェシー。
ジェシーはある日トッドから呼び出され檻の外へと連れ出される。
しかし、トッドが借りている広大なアパートで、彼の侍女が百科事典に隠し金があるのに気付いてしまいトッドは彼女を殺害。
ジェシーは、彼女の死体を運び出すのにトッドに利用された。
逃走資金確保に奔走するジェシー
さて、トッドが彼のアパートに現金を隠していた事を知っているジェシーは、逃走資金の確保の為アパートに向かい現金を探す。
ジェシーは、冷蔵庫の扉の中に現金が隠されているのを発見するが、警察官を装った2人組と鉢合わせになり、トッドが残した現金の3分の1しか受け取れなくなった。
警察官を装った2人組は、かってジェシーを監禁する為に必要だった鉄鋼材を補強したキャンディー溶接社の従業員だった。
その後、逃走の為に人消し屋エドの下へと向かったジェシーだったが、エドが要求する25万ドルに届かず、ジェシーはキャンディー溶接社へと向かい、不足分の金額1800ドルを奪いに向かう。
ジェシーは、キャンディー溶接社でボスのネイルに1800ドルを返すように要求すると、ネイルは「拳銃で決闘をして勝った方が総取りしよう」とジェシーに持ちかける。
ネイルはジェシーが持つ拳銃を見て自分の持つ拳銃より性能が劣っていると判断したのだ。
しかしながらジェシーはこれに応じてネイルと決闘する。
ジェシーは、右手の拳銃で撃つと見せかけて左のポケットに隠していた拳銃でネイルを倒し、逃走に必要な資金を遂に手に入れた。
アラスカへ
冒頭シーンは、マイクの「人生をやり直すならアラスカだ」というセリフに始まり、映画の終わりもアラスカとなる。
人消し屋エドによって、アラスカに着いたジェシーは新しい社会保険番号、出生地などを与えられ完全にジェシー・ピンクマンとは別人となって、今後の彼の人生を生きて行く。
最後にジェシーがエドに託した手紙の宛名には、かってジェシーが愛したアンドレアの息子ブロックの名前があった。
2019年10月11日 Netflix配信
今回もトッドはサイコパス!?【エルカミーノ】を観た感想など。
サイコぶりが健在!
完全にジェシー・ピンクマン1人の為のストーリーでしたね。
スカイラーやフリン、ソウル・グッドマンは全く登場せず、少し残念でした。
【ブレイキング・バッド】最終話で、完全に死んだかどうかは少し微妙だったウォルターは死亡確定。
ところでトッド・アルキスト役のジェシー・プレモンスですが【ブレイキング・バッド】最終話と比べてかなり太っているように思えます。
また、相変わらずのサイコパス振りは【エルカミーノ】でも存分に発揮されていました。
運悪く、メスの原料を輸送中の列車から強奪する際に現場に居合わせ、”トッドが殺害した少年が瓶に入れていたタランチュラを飼育”していたり、”侍女を絞殺するのに使用したベルトを自分のズボンに締め直す”など、通常の人とは異なった感覚の持ち主だと判ります。
またトッドは、ジェシーに優しく接しているつもりなのかタバコやピザをジェシーに与えますが、根本はジェシーや彼の関係者を残酷に取り扱っている事は間違いありません。
【エルカミーノ】全体の感想
ラストの回想シーンで、ジェーンとウォルターが登場して物語を締めくくったのは良かったです。
治療を受け、刑務所で終身刑に服するウォルターや廃人同然になったスカイラーなどを勝手に想像していましたが、予想に反してのハッピーエンドでした。
それも、名前や出生全てを偽ってアラスカで暮らすという、現状出来得る限りの条件でのハッピーエンドは【ブレイキング・バッド】最終話のようでナイスでした。
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