【センター・オブ・ジ・アース】誰も知らない地底世界を冒険!

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映画【センター・オブ・ジ・アース】(原題:Journey to the Center of the Earth)は、2008年に日本初のフル3D実写映画として公開されたアドベンチャー映画です。原作はフランスの小説家・ジュール・ヴェルヌの「地底旅行」で、本作の冒頭でも登場します。大人も子どもも楽しめる王道のストーリで、アトラクションに乗ったような92分間が過ごせます!

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【センター・オブ・ジ・アース】あらすじ

大学教授のトレバー(ブレンダン・フレイザー)は、大陸移動説を証明しようと長年研究していましたが、なかなか成果が上がらず肩身の狭い思いをしていました。

ある日、甥のショーン(ジョシュ・ハッチャーソン)を10日間預かることになり、トレバーの兄でショーンの父親であるマックスの遺品を持ち出します。

その段ボールの中から不思議なメモが書き加えられているジュール・ヴェルヌの小説「地底旅行」を発見し、マックスが失踪する直前アイスランドにいたことが判明します。

トレバーとショーンはすぐにアイスランドに向かい、マックスが滞在したであろうアスゲリソン研究所を訪れますが、そこには火山学者アスゲリソンの娘のハンナ(アニタ・ブリエム)しかいませんでした。

3人は地震の調査のため火山を登り、その道中、洞窟の奥から地底世界に迷い込んでしまいます。

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キャスト情報

トレバー・アンダーソン/ブレンダン・フレイザー

兄・マックスの遺志を継ぎ、大学で大陸移動説などを教える大学教授です。

世界中のコインを集める趣味があり、家にコインが入った大きな瓶がたくさんあります。

トレバー役を演じたのは、【ハムナプトラ】シリーズ(1999)、【アニマル・ウォーズ 森林帝国の逆襲】(2010)などの作品に出演するブレンダン・フレイザーです。

ショーン・アンダーソン/ジョシュ・ハッチャーソン

マックスの息子で、トレバーの甥にあたる13歳の男の子です。

最初はトレバーに対して無愛想な態度を取りますが、共に冒険するうちに心を開いていきます。

ショーン役を演じたのは、【ハンガー・ゲーム】シリーズ(2012)、【メアリーと秘密の王国】(2013)などの作品に出演し、子役から活躍するジョシュ・ハッチャーソンです。

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誰も見たことない地底の世界!

驚きと興奮の地底世界

洞窟の穴から落ちた3人は、見たことない大きなダイヤモンドの鉱石や、トロッコが走っていた廃坑や巨大なキノコが生い茂る森など、様々な場所を訪れます。

そして人を襲おうとする人食い植物や巨大魚、ギガノトサウルスなど初めてみる生き物たちも登場し、驚きと興奮の地底世界が描かれています。

光る青い鳥の群れは美しく、この地底世界の映像は、できることなら公開当時に映画館で3D映像で楽しみたかったと思うほどでした。

地底世界からの脱出

地底世界からの脱出には、マグマに大量の水をかけることで発生する水蒸気のエネルギーが必要です。

ヴェルヌの「地底旅行」には、海の対岸に脱出するための間欠泉があると記されており、3人はいかだを作り、間欠泉を目指し航海を始めます。

間欠泉から見事水蒸気を利用して地上に飛び出ると、アイスランドから遠く離れたイタリアのヴェスヴィオ山に着き、3人は驚きながらも無事帰還できたことを喜びます。

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【センター・オブ・ジ・アース】感想

本作を初めて見た時、見たことのないダイヤモンドの鉱石やキノコの森など、次から次へと移り変わる地底の世界に、ゲームの「Minecfaft」を実写化したような世界観にも感じられ、とてもわくわくしました。

監督のエリック・ブレヴィグは、テーマパークのアトラクションの制作にも携わっており、本作ではアトラクション制作の視点を活かした地底世界を表現に高い評価を得ています。

ちなみに東京ディズニーシーのアトラクション「センター・オブ・ジ・アース」は、本作が公開される前の2001年の開業当初からあるアトラクションで、こちらはジュール・ベルヌの「地底旅行」をモチーフにしているようです。

ひとつの小説が、150年以上経って映画やアトラクションに形を変え、人々に愛され続けているところを見ると、改めて原作の素晴らしさを感じます。

本作は続編【センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島】(2012)があり、まだまだショーンたちの冒険は続いています。

ぜひ、ご覧下さい。

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