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【マークスマン】レビュー。”的中率100%の男”リーアム・ニーソンが麻薬組織から少年を守り抜く!!

©2020 AZIL Film,LLC.All Rights Reserved.

Writer:ocean yacht
Introduction

映画【マークスマン】は、2022年1月7日に日本公開されるアメリカのアクション映画。100%の的中率を持つ元軍人が、麻薬組織から追われている少年を命がけで守る追撃アクション。リーアム・ニーソンとロバート・ロレンツ監督のタッグで話題を呼び、北米では興行収入2週連続1位を獲得しています。

©2020 AZIL Film,LLC.All Rights Reserved.

Production

公開:2022年 アメリカ

原題:Marksman

配給:キノフィルムズ

監督:ロバート・ロレンツ

キャスト:リアム・ニーソン、ジェイコブ・ペレス、キャサリン・ウィニック、フアン・パブロ・ラバ

関連作品

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あらすじ

https://www.youtube.com/watch?v=B_T0F36YEi0
元海兵隊員出身でベテラン狙撃兵だったジム・ハンソン(リーアム・ニーソン)は、メキシコ国境に隣接するアリゾナ州で牧場を経営する傍ら、メキシコ不法密入国者を通報する業務も行っていました。

ところが、癌で闘病していた妻に先立たれた後は精神的にも疲れ果て、更には妻の治療費がかさんで破産状態になり、牧場が競売に掛けられるという困難な状況に置かれてしまいます。

年齢的に他の仕事も出来ず、残り少ない牛を売ろうとしましたが借金を返すには足りませんでした。

そんな彼を、「おじさん」と呼ぶ亡き妻の娘であり、警察官のサラ・ペニントン(キャサリン・ウィニック)だけは気に掛けてくれていました。

ある日ジムは、メキシコの麻薬組織カルテルに追われていたローザ(テレサ・ルイズ)と息子のミゲル(ジェイコブ・ペレス)が、メキシコ国境を越えようとするのを見つけ、国境守備隊に通報しようとしました。

ところが、そこでマウリコ(フアン・パブロ・ラバ)率いるカルテルとジムとの銃撃戦が繰り広げられ、ローザが巻き込まれてしまいます。

ローザは、ジムにミゲルをシカゴの親戚の所に連れて行って欲しいと頼んで息を引き取りました。

ジムは、ミゲルが委託家庭に送られるという話を聞いて警察に引き渡したものの、カルテルが国境前で待機する姿が見え……。

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Marksmanの意味

原題”Marksman’とは、射撃が上手な者の意味。

一般的に知られている”Sniper”と同じようですが、軍事用語では違い米軍は射撃実力によって、”Marksman”(一般射手)”Sharpshooter”(優秀射手)”Expert”(特等射手)の3等級に分けられてます。

“Marksman”は部隊や分隊、小隊に所属し、一緒に動きながら一般小銃兵より射撃能力に優れた兵士で、”Sniper”はもっと遠距離かつ暗殺に特化した専門家です。

また、アメリカでは陸軍や海兵隊または警察や民間団体が、射撃が上手な人に射撃の技量を認定するバッジ(Marksmanship Badge)を与えると言われています。

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ジム・ハンソンについて

ジム・ハンソンは、特別に正義感が強いわけではなく、他人を干渉することも干渉されることも嫌う平凡な人物。

普段なら不法入国者がいることを国境守備隊に通報し、見て見ぬふりをしますが、この時はたまたま銀行から牧場を競売にかけるという通知があり、人生への空虚感が増していた状態でした。

愛する妻を失い、人生に目標を持てなくなった時でのミゲルとの出会いは、彼の人生を一変させます。

「少年を命がけで守る」

これは、今の彼の生きる目標となり、他人に関与するきっかけになっていったのです。

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リアム・ニーソンの新たな挑戦

怒りと復讐のトレードマークだったリアム・ニーソンが、カリスマを発揮する追撃アクションムービーということで期待感が倍増しました。

【96時間】シリーズで、全世界にアクション俳優としての存在感を印象付けたのち、様々なアクション映画で彼ならではのアクションを披露し、観客を感動させるアクションカタルシスを与えてきました。

本作では、アクションの軌跡や叙事面で観客を動かせる要素がよく反映されただけでなく、内面の深みを表現しようとした線の太い演技力まで加わり、深淵に満ちた表情をするにつれ、これまでとは違った雰囲気が感じられるアクション映画となっています。

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メキシコの麻薬組織カルテル

試練を乗り越えてアメリカに入国し、自由を享受するようになったミゲルのストーリーは、麻薬組織カルテルによって娘のような存在を失い、復讐に燃えた【ランボー ラスト・ブラッド】(2019)を連想させます。

また、メキシコの麻薬組織カルテルを描いた映画としては、【ボーダーライン】(2015)も思い出されます。

麻薬カルテルは、麻薬の製造・売買に関する活動を行う組織である。麻薬の所持、売買、使用等、多くの国では制限が掛けられており、組織は非合法な存在となっている。

現在でもメキシコでは麻薬戦争が起こっており、麻薬組織カルテル同士の縄張り争い、及び麻薬密売の取締を推進するメキシコ政府と麻薬カルテルとの間で、2022年も進行中の武力紛争が続いています。

この映画は、そんな紛争に巻き込まれた無力な人々の必死の叫びと重なる、社会派かつ重いテーマの映画でした。

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老人と少年のドラマ

本作はアクション映画というジャンルでくぐられていますが、別の視点から見ると「老人と少年の目的地に向かう旅」に焦点を合わせているとも言えるでしょう。

お互いに愛する人を失ったと言う同じ傷を持つ2人が、人種と年齢を超えて友情を築いていく--。

世代間の理解とより良い人生の意味を省察する個人というテーマが、より明確なジャンル的路線を選択しているという点は注目すべきポイントです。

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