待望の「プラットフォーム」の続編「プラットフォーム2」が、ハロウィンシーズンに合わせ2024年10月4日にNetflixオリジナルシリーズとして独占配信される予定です。予告編の冒頭では、遺体が中央にある巨大な”穴”に投げ込まれるシーンが描かれています。映画は、社会的な不平等や貧富の格差といったテーマを強調しており、その独特の設定が話題となりました。
これまでの話
【プラットフォーム】ネタバレと解説・考察。不条理なシステムに支配された世界で男の結末は?
「プラットフォーム」では、中央に穴が空いた縦型刑務所で、皆を救うために立ち上がった主人公ゴレン(イバン・マサゲ)の挑戦が描かれました。この建物は”穴”と呼ばれており、中央の穴には毎日1度だけ食事を乗せたプラットフォームが降りてきます。プラットフォームは上から順に降りてくることから、下に行くにつれて食べ物は無くなっていきます。
とはいえ、プラットフォームに載せられる豪華な食事は十分な量が用意されており、全員が少しずつ食べれば最下層まで食事は足りるはずでした。そこでゴレンは、同室者のバハラトとプラットフォームに乗り込み、最下層まで食事が行き届くように監視役をすることに。その道中でバハラトが賢者と敬う男性と出会い、彼から「0層で食事を作る者たちにメッセージを伝えることが重要だ」との助言を受け、手付かずのパンナコッタを0階まで死守することになりました。
ところが、ゴレンたちが辿り着いた最下層の333階にはピットに存在しないはずの女の子がおり、彼女は物欲しそうな顔でゴレンが死守したパンナコッタを見つめます。ゴレンは悩んだ末にパンナコッタを女の子に与え、その代わりに管理者へのメッセージとしてプラットフォームに女の子を乗せました。最初は女の子と一緒に上へ行こうとしたゴレンでしたが、そこへ現れた1番目の同室者トリマガシに止められ、渋々プラットフォームから降りるのでした。