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『移動都市/モータル・エンジン』のネタバレ。ロンドンが要塞化して動くって異色すぎる!?

モータルエンジン

(C)Universal Pictures

公式サイト

映画『移動都市/モータル・エンジン』のネタバレと評価。

たった60分で、古代人は人類を滅亡へと追いやった。

生き残った者は移動都市を作り、荒廃した地球での暮らしを余儀なくされる。

物資を奪い合い、弱者は狩られ強者が権力を増していく弱肉強食の世界と変わっていた。

この記事では、壮大なスケールで描かれた『移動都市/モータル・エンジン』ネタバレと評価、映画飯をお届けします。

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『移動都市/モータル・エンジン』のあらすじ

西方捕食都市という新たな時代が始まった……。

荒廃した土地に、岩塩採掘都市が集まりマーケットのような場所を築いていました。

その時、ヘスター・ショウ(ヘラ・ヒルマー)が”ロンドン”がやってくるのを確認。

ロンドンは、岩塩採掘都市を狩っては資源や物資を取り上げ、オールドテク(昔の部品や電化製品)を集めていました。

ヘスターの乗った移動車のエンジンの調子が悪く、他の移動車より出遅れロンドンの標的になってしまいます。
ロンドンの富裕層たちは、久しぶりの”狩り”でテンションが上がり、ヘスターたちは荷を捨てて猛スピードで逃げますが、最終的には捕えられてしまったのです。

ロンドンは、巨大な移動都市になっており電車や交通機関も存在。ひとつの国が移動都市に収まっています。
大英博物館には、スマホやテレビが展示されており、ミニヨンが「古代アメリカの神々」として祭られていました。

捕えられた人々はロンドンに迎え入れられたものの、オールドテクや武器はすべて没収され、寝る場所と仕事が与えられます。

しかし、ヘスターは半年前からこの機会を待っていました。

8歳の時、ロンドンの権力者ヴァレンタインに母を殺されたヘスター。

彼女はずっと復讐の機会を狙っていたのです。

武器を隠し持ち、隙を狙ってヴァレンタインに近づいて一突き。

しかし、トム・ナッツワーシー(ロバート・シーハン)という青年に見つかり、ヴァレンタインを仕留められないままロンドンから逃げ出しトムが追い詰めます。

ヘスターは、外界に繋がる排気穴から逃げ出すものの、「ヴァレンタインが母を殺した」と聞かされた口封じとして、ヴァレンタインに排気穴に突き落とされてしまったのです。

外に出たことがなかったトムは、ヘスターの後についていくしか方法はありません。

ヘスターは仕方なく、トムを同行させるのですが……。

*以下、重要なネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。
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『移動都市/モータル・エンジン』のネタバレ解説

地球が滅んでから1000年後?奇妙な都市生活

荒廃した地球では、空の都市、海の都市、移動都市、交易都市、楯の壁に囲まれた”東方の偉大なる守護神”と呼ばれるシャングオという連合都市があります。

かつて古代人の量子エネルギー(メドゥーサ)攻撃により、地殻が粉々に砕けて大地は荒廃してしまったのです。

唯一、シャングオと呼ばれる連合国が暮らす楯の壁の中だけは、山々と緑が生い茂る美しい大地が広がっており、人々は不自由なく暮らすことが出来ていました。

また、サウジーと呼ばれている南方には、夜になると”人を狩る”人類が生存しており、通常の人間は絶対に近寄らないスラムのような場所です。

捕まったら最後、肉や加工品にされてしまう人食いの都市。

ヘクターとトムは、サウジーの狩りに遭遇し危機一髪の所で老夫婦に救われます。

しかし、この老夫婦はサウジーで暮らしており、ヘクターとトムを競りに掛けて売ろうとしました。

ノマド戦争の生き残り

かつて行われたノマド戦争で、唯一生き残ったシュライクという生き物。

彼の見かけはガイコツで、凶暴かつ恐ろしいとされている化け物ですが、実は元人間なのです。

かつてのシュライクには家族もいましたが、どうやら兵器として変えられてしまったようでした。

化け物の姿になると、血管は針金で心臓(心)も感情も無くなってしまいます。

ヘクターは母を殺害された後、このシュライクに命を救われ育てられたのです。

シュライクは、母を失った悲しみと苦しみから解放させようと、ヘスターを自分と同じようにシュライクにするといい、ヘスターもシュライクになる約束をしました。

しかし、ロンドンがやってくることを知り逃げ出したのです。

シュライクは、「ヘスターが約束を破った」と彼女を殺すつもりで追っていきましたが、ロンドンに捕まり刑務所へ収監されてしまいました。

ところが、シュライクがヘスターを追っていると知ったヴァレンタインは、彼女を始末させるためにシュライクを解放したのです。

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ロンドンがシャングオを狙う!

ヴァレンタインが量子エネルギーを複製!

ヴァレンタインは考古学者で、オールドテクと呼ばれる部品を集めていましたが、その理由はシャングオを攻撃するための量子エネルギーを複製することでした。

かつての古代人が地球を滅ぼしたことと同じことをしようとしていたのです。

それらは、市長にも内密にロンドンの地下にある大聖堂で行われており、彼はシャングオを奪い世界を支配したいという欲がありました。

最後のパーツであるプラグを手に入れ、機械が完成。

早々にシャングオ攻撃の準備を整えます。

外界の狩り場が激減し、食料も尽きようとしていたことや、連合国が楯の壁の中にあることに不満をもっていたヴァレンタインは、新たな狩場としてシャングオに狙いを定めたのです。

シャングオには、連合艦隊も存在していますが量子エネルギーに太刀打ちできるはずがありません。

しかし、量子エネルギーを止める唯一の方法は、クラッシュ・ドライブのみしかなかったのです。

シャングオ攻撃開始

ロンドンから量子エネルギー砲が発射され、楯の壁が崩壊し始めます。

多くの人々が犠牲になり、さらにもう一発エネルギー砲が撃たれます。

あと一発食らえば、シャングオは完全に崩壊してしまうという中、ヘスターが母から預かったネックレスのなかからクラッシュ・ドライブを見つけました。

母は、ヴァレンタインに殺される直前、ヘスターにネックレスを託していたのです。

クラッシュ・ドライブを本体に差し込めば機械は自動で停止しますが、そのためにはロンドン地下にある大聖堂まで行かなくてはなりません。

そこで、ヘスターは連合国のアナ(ジヘ)たちの力を借りて、ロンドンに侵入して3発目の発射寸前に食い止めたのです。

協力してくれた仲間は次々と犠牲になり、ヘスターとトムは生き残りました。

シャングオも全壊は免れ、さらにシャングオの総督は生き残ったロンドン市民も受け入れたのです。

最終的にヴァレンタインは娘からも捨てられ、ロンドンに下敷きになるという彼にはお似合いの最期を迎えました。

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これって映画飯?

『移動都市/モータル・エンジン』で登場した料理と言えば、貧困層が食べる緑色のドロドロしたもの。

その正体は明かされていませんが、ヘスターとトムが捕まった老婦人にだされたお茶も緑色をしていました。

夫人が言うには、「下水で育てた藻で作ったお茶」

同じ緑色ということもあり、ドロドロした食べ物も藻からできているのかもしれません。

さらに、シュライクが幼いヘスターに出した食べ物はプルンとした白いもの。

「生きる者は食べろ」と、缶詰を与えていましたが、これは色からして藻ではないようです。

『THE100/ハンドレッド』でも、モンティが食料として藻を育てていたのを思い出します。

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『移動都市/モータル・エンジン』を見た感想

タイトル勝ちしているようなストーリーで、思ったより迫力もあって見どころも満載でした。

シュライクがヘスターを追い詰める場面ガアルノデスガ、トムがヘスターを庇って倒れます。

シュライクがトムの息の根を止めようとした瞬間、ヘスターは彼を殺さないでと涙ながらに訴えました。

このとき、彼は失ったはずの”人の心”を取り戻したようにも思えます。

アナに撃たれた傷が悪化して倒れ、意識を失う直前までヘスターと過ごしたこと、幼かったヘスターのこと、さらには自分の子供のことが走馬灯のように甦っていました。

元々は人。兵器に変えられ記憶も心を失ったとはいえ、人としての最期を迎えられたシーンには感動します。

さらに、料理エネルギー砲をちゃんと撃たせるというのは流れとしては良かったと思います。

被害を受ける前に阻止すると言う流れになる作品もありますが、ここで2発も撃たせることで迫力もヒートアップしました。

背景は暗いものの、その分量子エネルギー砲や爆発シーンなどの映像美が引き立ったと思います。

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『移動都市/モータル・エンジン』の作品情報

【製作】

アメリカ映画・ニュージーランド映画(合作)

記事内の画像出典:公式サイト

【公開】

2019年

【監督】

クリスチャン・リヴァース

【キャスト】

ヘラ・ヒルマー、ロバート・シーハン、ヒューゴ・ウィーヴィング、ジヘ、ローナン・ラフテリー、レイア・ジョージ、パトリック・マラハイド、スティーヴン・ラング、コリン・サーモン、レジ=ジーン・ペイジ、メニク・グーンラタン、カレン・ピストリアス

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