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【ビッグ•アイズ】あらすじと解説。真の作者は誰?芸術をテーマとした伝記映画

「ビッグ・アイズ」出典:www.amazon.co.jp

作品情報

映画【ビッグ・アイズ】(2014)。1960年代のアメリカで起こった実話をティム・バートン監督が映画化。世界を騒がせた映画【ビック・アイズ】のあらすじとネタバレ。真実は大きな瞳だけが知っている——。

©Big Eyes SPV, LLC. All Rights Reserved.
公式サイト

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製作

公開:2014年 アメリカ

監督:ティム・バートン

原題:Big Eyes

脚本:スコット・アレクサンダー、ラリー・カラゼウスキー

配給:ワインスタイン・カンパニー/GYAGA

キャスト:エイミー・アダムス、クリストフ・ヴァルツ、ダニー・ヒューストン、クリステン・リッター、ジェイソン・シュワルツマン、デラニー・レイ、マデリン・アーサー

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【ビッグ・アイズ】あらすじ

1960年代のアメリカで大ブームを巻き起こした「ビッグ・アイズ」。

零れ落ちそうなふたつの目が悲しそうにこちらを見つめる、子どもの絵。

しかし、ビッグ・アイズの作者であるウォルター・キーン(クリストフ・ヴァルツ)には秘密がありました。

それは、この絵は彼自身が書いていないこと。

「ビッグ・アイズ」の本当の作者は、彼の妻であるマーガレット(エイミー・アダムス)でした。

ところが、キーンはマーガレットを脅し、この事実を世間に隠していました。

マーガレットは、まだ女性が働ける環境が整っていなかった当時のアメリカで、女手ひとつで絵の収入のみで子育てすることを厳しく感じていたところをキーンにつけ込まれたのです。

「ビッグ・アイズ」はあっという間に世間を魅了し、街中が大きな目の子どもの絵で溢れ返ります。

キーンは巨万の富と名声を得てもなお、マーガレットを離しませんでした。

マーガレットを恐怖で支配し、絵を売ることでさらなる名声を求め、買い求める人々に口から出まかせを重ねていきます。

「ビッグ・アイズ」を自分の子どものように愛するマーガレットはひどく心を痛め、ついにキーンから絵を取り返すために行動に出るのです。

マーガレットは、「ビッグ・アイズ」の所有権をかけた裁判を起こしました。

なかなか進展を見せない裁判に、裁判官が2人に下した課題は………。

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【ビッグ・アイズ】ネタバレと見どころ

実話に基づいた物語

1960年代のアメリカで一躍話題となった「ビッグ・アイズ」騒動は実話です。

マーガレットもキーンも実在する人物で、この物語を【チャーリーとチョコレート工場】や【ナイトメア・ビィフォア・クリスマス】でお馴染みのティム・バートン監督が映画にしました。

離婚後、キーンは2000年に息を引き取りましたが、2021年現在93歳になるマーガレットは北カルフォルニアで絵を描き続けています。

映画の再現性に、マーガレットは太鼓判を推しています。

当時、女性が男性について行くことが当たり前の社会であったことを前提にこの物語は進んでいきますが、実際にマーガレットほどセンセーショナルな騒動でなくても、経済状況や現実の未来を見て男性の元で自分を抑えて暮らしていた女性もいたでしょう。

絵が高価で売れない故にポストカードに刷って販売をした、というのもとても現実的なアクションです。

こうした、実際の生活様式や60年代のアートの在り方が、「ビッグ・アイズ」の世界観の中で伺えます。

マーガレットの絵は世界中多くのアーティストから支持されており、日本の画家・奈良美智さんが「ビッグ・アイズ」に影響を受けている話も有名です。

ビッグ・アイズと絵の書けないキーン

キーンは、絵が描けませんでした。

マーガレットの絵の才能に目をつけたキーンは、あの手この手でビッグ・アイズを宣伝します。

キーン自身には絵を描く才能はありませんでしたが、その狡猾さと口のうまさも相まって、営業のセンスは抜群でした。

人々を言葉巧みに彼の世界に引き込み、「ビッグ・アイズ」はアメリカを中心に大流行します。

反対に、マーガレットは内気で口下手だったため、絵の売り込みには向いていませんでした。

全体的にみると、キーンが悪でマーガレットが善の構図が出来上がっていますが、マーガレットの絵はキーンの売り込みなしには日の目を浴びなかったことでしょう。

話題にならなければ、絵の道一本で子どもを連れた家族が満足に生きて行くことはできません。

キーンの過ちは、その強欲さ故に愛や誠実さを蔑ろにしてしまったこと。

マーガレット本人も、キーンに対しての感情を「かわいそうだという気持ちはあっても、憎しみは一切ないわ」と語っていました。

キーンだからこそできたマーケティング能力に合わせて、マーガレットと彼女の作品に対する思いやりの心がもう少しだけあれば、物語の結末は少し違ったものになっていたのかもしれません。

母娘の強い絆

マーガレットには、前の夫との間にできた娘ジェーン(マデリン・アーサー)がいました。

世の中の誰もが、キーンが絵を書いていると信じ切っている中で、ジェーンだけは母親が「ビッグ・アイズ」の真の作者であることに気がついていました

ジェーンに嘘をつきながらも絵を書いていたマーガレットにとって、これほど嬉しいことはなかったでしょう。

ジェーンは幼い頃にマーガレットの絵のモデルをしていたので、彼女だけは「ビッグ・アイズ」の作者を見抜くことができたのです。

ビッグ・アイズが売れて富豪となったキーンの元での暮らしに命の危険を感じたマーガレットは、ジェーンを連れて身ひとつで家を出ていきました。

2人はハワイで生活をやり直し、穏やかな暮らしを送ります。

辛い時も協力して生きてきた母娘2人。

「ビッグ・アイズ」を巡る裁判のシーンでジェーンとマーガレットが手を握る場面には、グッとくるものがあります。

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【ビッグ・アイズ】まとめ

1960年代のアメリカで起こった、センセーショナルな実話を元にした映画【ビッグ・アイズ】。

芸術好きの方はもちろん、自分の好きな物事に自信が持てなくなったときに観たい作品です。

ティム・バートン監督×ダニー・エルフマンの最強タッグが、作品のダークでメルヘンな世界観を引き立たせます。

あなたも「ビッグ・アイズ」たちの瞳に魅入られてしまうかも

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