フィアー・ストリート:プロム・クイーン(Netflix)キャスト|相関図|あらすじ。2021年に配信された「フィアー・ストリート」シリーズの第4弾で、今回は1988年のシェイディサイド高校で行われるプロムシーズンを描きます。クイーンの座をめぐる過酷な争いが繰り広げられる中、次々と候補者たちが惨殺されていき、88年組はとんでもないプロムの夜を迎えます。
作品情報
- 2025年/アメリカ/88分
- 原題:Fear Street: Prom Queen
- 配信:2025年5月23日
- リリース:Netflix
- オフィシャルサイト
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スタッフ
キャスト
あらすじ

1988年、シェイディサイド高校はプロムシーズンを迎えていました。プロムクイーンの候補者たちは、王冠を巡るいつもの甘く残酷なキャンペーンで大忙しです。
しかし、思いがけないよそ者が推薦され、他の女子生徒が謎の失踪を遂げた時、88年組は突然とんでもないプロムの夜を迎えることになります。
勝ち目のないロリ(インディア・ファウラー)にとってはただでさえ過酷な戦いなのに、何者かによって次々とクイーン候補者が惨殺され始めたのです。果たして、シェイディサイド高校のプロムクイーンに輝くのは誰なのでしょうか?
登場人物/相関図

ロリ・グレンジャー役/インディア・ファウラー

家族の暗い過去を持ちながらも、たくましく生きています。ずっと自分は受け入れられていないと感じており、存在感を示すべくプロムクイーンにエントリーしました。

ミーガン役/ロリの親友
演:スザンナ・サン
ティファニー役/フィナ・ストラザ

演:フィナ・ストラザ
シェイディサイド高校の女王。目的のためなら手段を選ばず、何としてもプロムクイーンの王冠を手に入れる気です。プロムクイーンになるためなら、例え友人を打ち砕くこともなっても気にしません。

タイラー役/ティファニーの恋人
演:デヴィッド・アイアコノ
メリッサ役/エラ・ルービン

演:エラ・ルービン
ティファニーの子分で、典型的な意地悪っ子。クールな魅力と、真面目さや真の友情といった2つの世界の狭間におり、罪悪感から身動きがとれなくなっています。
デビー役/レベッカ・アブラック

ティファニーの子分。ゴシップを広める口利き役で、誰よりも意地悪で悪質です。デビーの行動の全てはティファニーに注目されたいという思いからきており、認められようと必死になっています。
リンダ役/イラン・オドリスコル

ティファニーの子分。成績優秀で狡猾、他の子分のメリッサとデビーを争わせるなど、頭を使った戦略が得意です。
クリスティ役/アリアナ・グリーンブラット

プロムクイーン候補のダークホース。反抗的なクリスティは、不良少女であることを誇りに思っており、常に完璧なアイライナーとカウボーイブーツを身に纏っています。
- ナンシー・ファルコナー役/キャサリン・ウォーターストン
- ドローレス・ブロークンリッジ副校長役/リリ・テイラー
- ダン・ファルコナー役/クリス・クライン
ネタバレ解説

「フィアー・ストリート:プロム・クイーン」は、アメリカ出身の小説家R・L・スタイン著書「The Prom Queen」を原作とする、映画「フィアー・ストリート」シリーズ第4弾です。
原作小説の「フィアー・ストリート」シリーズは、1989年から始まったティーン・ホラー小説シリーズであり、世界中で8000万部以上の販売を記録しています。本シリーズはオリジナルシリーズやスピンオフなどを含め、100冊以上が刊行されています。
ちなみに、作者のR・L・スタインは児童文学のスティーヴン・キングと呼ばれ、世界35ヵ国語で4億部以上を売り上げたホラー小説「グースバンプス」生みの親でもあります。このシリーズは2つのテレビシリーズ、ビデオゲームシリーズ、コミックシリーズ、2本の長編映画などのメディア・フランチャイズを生み出し、史上2番目に売れたシリーズとなりました。

映画「フィアー・ストリート」シリーズは、これまでに3部作(1994年、1978年、1666年)がNetflixで配信されています。この3部作ではシリーズを通してシェイディサイドの過去に遡り、魔女の呪いの起源を辿っていきました。
この3部作は完結しており、今回の第4弾「フィアー・ストリート:プロム・クイーン」は独立した物語となっています。物語の舞台は、1988年のシェイディサイドのプロムの日。悪は決して死なないシェイディサイドで、高校最大のイベントのプロムに仮面姿の殺人鬼が現れ、プロムは一気に地獄と化します。
監督と脚本を兼任するマット・パーマーは、「プロムまで2日と迫り、プロムクイーン争奪戦がヒートアップする中、何者かが候補者を惨殺し始め大混乱が巻き起こります。古典的な80年代スラッシャーと、音楽やダンスをお楽しみください。」とNetflixにコメントしました。
そして、今回は80年代の子どもたちの高校と家庭生活を深く掘り下げ、子どもたちが直面した多くの課題が今でも共鳴していると説明しました。とはいえ、もし視聴者がシェイディサイドの古代の呪いに共鳴していることに気づいたのなら、できるだけ早く超常現象の専門家に相談するようにと、ユーモアたっぷりに締めくくります。
なお、「フィアー・ストリート」シリーズは現在も新作の製作中で、今後さらに3本の映画が開発されています。