劇場およびDisney+で上映中の映画【ブラック・ウィドウ】のスカーレット・ヨハンソンやデビッド・ハーバー、レイチェル・ワイズ、フローレンス・ピュー、そしてケイト・ショートランド監督などのスターたちが、自身の”お気に入りの点”についてEWのインタビューで語った。
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ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)役を演じたスカーレット・ヨハンソンは、自分が演じたキャラクターがアメリカに住むロシア人スパイの偽装家族の中でどのように育てられたのかを知ることができたことに最も興奮したとEWに話す。
「私はナターシャの以前の生活を想像していましたが、セットに入って”これがレッドルーム、これがドレイコフ、これが彼のオフィス、これが以前の生活だ”と、そのすべてが超現実的なものでした。俳優として、私たちは常に頭の中でこれらのものを作り上げていますが、それが突然、この素晴らしいアーティストたちによって組み立てられているのを目の当たりにするのです。とても奇妙なことですが、クールでした。隠れ家、クリント・バートンとナターシャがこの狭い空間で一緒に過ごした時間を想像すること、そしてブダペストで実際に起こったこと、それらすべてを明らかにすることは、とてもとても興味深いことだし驚きました。」(原文翻訳ママ)
ハーバーは、ナターシャが偽の父親であるアレクセイに、ロシア唯一のスーパー・ソルジャーであるレッド・ガーディアンとしての自分の過去を、再認識させる場面が気に入っていたようだ。
「私は、脚本の中で、アレクセイが旅を始めるときに、ナターシャがイヤホンを隠した自分の人形を手にする瞬間がとても気に入ったんです。”彼が最も失敗した長女が、この古いバージョンの自分の中にメッセージを送り、彼女がある意味で彼を救済へと導く存在であるようなものです。私は、この古い人形を送ることは、とても美しく奇妙なことだと思いました」と語っている。(原文翻訳ママ)
ピューは、ショートランドに初めて会ったとき、監督が映画の中で最も「壮大な」シーンの一つについてずっと言及していたことを思い出し、
「それに命を吹き込むことができたことは、まさに壮大なことでした。また、ワイズは、ウィドウの衣装合わせをしたことが、彼女にとって大きな出来事だった」(原文翻訳ママ)
と語った。
映画【ブラック・ウィドウ】は、2021年7月現在 劇場公開の他Disney+で配信されている。
知られざるナターシャ・ロマノフの過去が明らかとなり、そしてナターシャの”父親”としてスーパー・ソルジャーのレッド・ガーディアン(アレクセイ)が登場する。
*レッド・ガーディアンはソ連(現ロシア)のスーパーソルジャー計画で誕生したヒーロー。