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【オールド・ガード】ネタバレと解説。不死の特殊部隊、彼らは古の時代から戦い続けた。

オールドガード

© Netflix,lnc.

記事内画像: 公式サイト

映画【オールド・ガード】ネタバレと解説、キャスト紹介。

シャーリーズ・セロン主演、Netflixで先行配信された映画【オールド・ガード】。

古の時代から戦い続けてきた不死の特殊部隊は、ずっと人間を守ってきた。

殺されても何度も生き返る。

その理由はかれらにも分からなかった……。

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【オールド・ガード】作品情報

製作

2020年 アメリカ

原題

The Old Guard

原作者

グレッグ・ルッカ/レアンドロ・フェルナンデス

配給

Netflix

監督

ジーナ・プリンス=バイスウッド

キャスト

シャーリーズ・セロン、キキ・レイン、マティアス・スーナールツ、マーワン・ケンザリ、ルカ・マリネッリ、ベロニカ・グゥ、ハリー・メリング

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【オールド・ガード】あらすじ

映画【STASIS/ジャンプ】意識だけがタイムスリップ!身体無しで過去を塗り替えられるのか!?

アンディ (シャーリーズ・セロン) という名の兵士が率いる、謎めいた不死身の能力を持つ傭兵たち。固い絆で結ばれた彼らの極秘特殊部隊は、何世紀にもわたって人類を守るために戦ってきました。そしてまた緊急任務のために召集された彼ら。しかし、その特殊能力が突然明るみに出てしまい、その能力を複製し、金儲けするためには手段を選ばない勢力が立ちはだかります。脅威に挑む部隊の命運は、アンディと新たに仲間となったナイル (キキ・レイン) の肩にかかっています。グレッグ・ルッカ原作の絶賛されたグラフィックノベルに基づき、ジーナ・プリンス=バイスウッド (「ワン・オン・ワン ファイナル・ゲーム」「Beyond The Lights (原題)」) が監督を務める「オールド・ガード」は、永遠に生きることはみかけほどた易くないと説く、気骨ある、重厚な、アクション満載の物語です。

出典:Netflix公式

アンディ(シャーリーズ・セロン)、ブッカー(マティアス・スーナールツ)、ジョー(マーワン・ケンザリ)、ニッキー(ルカ・マリネッリ)の4名が全身に銃弾を受け、死亡するという衝撃的なシーンから始まった。

そして舞台はモロッコへ。

旅から戻ってきたアンディは、古くからの仲間ブッカーと再会し依頼された仕事の内容を聞く。

彼らは、古の時代から人類を守ってきた不死の特殊部隊だった。

メンバーは、リーダーのアンディを筆頭に、ブッカー、ニッキー、ジョーの4人。

8年前、依頼を受けたCIAの男がフリーとなったため、南スーダンで発生した誘拐事件解決を頼んできたと言う。

しかしアンディは、ひとりの依頼主から1度しか受けないと断ろうとしたが、どうやらブッカーはもう引き受けてしまった様子で、ニッキーとジョーもホテルで待機しているとのことだった。

彼らは、観光客が撮影した写真に写り込むことも良しとはせず、正体を隠し続けて長い間生きてきた。

4人はホテルで久しぶりに再会。

アンディは、3人に「世界を救えていない、今までやってきたことが全て無駄に思える」と、現代世界の在り方に苦悩する場面もあった。

アンディの指示で仕事を1年以上休んでいたが、今回の依頼は生きていくための資金を得るためにもいい再スタートとなる。

アンディは、まず「依頼人に会って話しを聞く」と、ブッカーと依頼人コプリー(キウェテル・イジョフォー)の待つカフェテラスに向かった。

コプリーは、ジュバ南西の学校が民兵に襲撃され、教師は全員殺され8歳から13歳の17名の生徒が誘拐された。米国は南スーダンから助けを求められたが同盟国ではないという理由で断った、それに反発したCIAの元同僚たちが、自分に相談してきたと言う。

コプリーは、上空から撮影して場所を特定した、現場に食料が運ばれている様子もないことから子供たちはどこかに移動されるはずだと、拉致された子供たちの写真も見せた。

移動された子供たちは散り散りになり見つけることも困難になる。

迅速な行動が求められるため、コプリーは4人が最適だと判断し依頼したと言うのだ。

報酬は4人の言い値。

アンディは席を立ち、少し間を置くと「請求は任務後に」と依頼を受ける決意をした。

しかし、この決断は4人にとって予想外の危機を引き起こしていくことになる。

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【オールド・ガード】キャスト()内はキャラクターの本名

アンディ(アンドロマケ・オブ・スキタイ)役/シャーリーズ・セロン


アンディは、いつから存在していたのかは不明の不死者。

同類に会ったのはクインが初めてで、その後ジョーやニッキーと出会って仲間になる。

ブッカーと出会ってから、200年もの間同類は現れていない。

ボーサンク戦争中、1150年頃に見つけた廃坑を物置に使用しており、そこにはロダン作のブロンズ像やいつの時代は不明だが当時の肖像画や武器などを大量に保管していた。

アンディ曰く、ロダンとは知り合いで深い関係になったこともあった。

アンディ役を演じたのは、【MADMAX 怒りのデス・ロード】(2015)や【ワイルド・スピード ICE BREAK】(2017)に出演したシャーリーズ・セロン。

2021年公開の【ワイルド・スピード/ジェットブレイク】では、再びサイファー役で出演する。

ブッカー(セバスチャン・ル・リブレ)役/マティアス・スーナールツ


ブッカーは、1812年にナポレオンと出陣して死亡してから不死になった。

不死の仕組みが分かれば終わらせられるとして、コプリーと手を組み、仲間を若き研究者で大手製薬会社CEOのメリック(ハリー・メリング)に売り渡した。

彼が仲間を裏切ったのは、離別の苦しみに耐えられなかったため。

ブッカーには息子が3人いて、末の息子が42歳の時に癌で死んだ。

愛する者は老いて死んでいく中、自分は歳を取ることもなく生き続けなければならない。

かと言って、一緒に暮らそうとすれば自分が不死であることが知られ、病を患っている者は自分も不死になりたがる。

不死になる方法はないと言っても、信用されず非難されるだけ。

目の前で愛する者の死にゆく姿を、何もできずにただ見送るしかない辛さを考えただけで耐えられなかったのだ。

ブッカー役は、様々な作品に出演した名脇役マティアス・スーナールツ。

1992年、15歳でスクリーンデビューし、2012年にはフランスの監督で脚本家のジャック・オーディアールに認められ映画【君と歩く世界】に出演し、その演技力が高く評価されました。

ジョー(ユスフ・アル = ケイサニ)役/マーワン・ケンザリ


ジョーとニッキーが出会ったのは十字軍で、当時は敵同士だった。

お互いを何度も殺し合ったが、今は運命の伴侶となり愛し合っている。

どの戦で戦ったのは不明だが、歴史上 十字軍は1095年-1492年に活動している。

ジョー役は、2019年公開のディズニー実写映画【アラジン】で、ジャファー役を務めたマーワン・ケンザリ。

他にも【ベン・ハー】(2016)や【ザ・マミー/呪われた砂漠の王女】(2017)といった有名どころに出演する実力俳優です。

ニッキー(ニコロ・ディ・ジェノヴァ)役/ルカ・マリネッリ


ニッキーもどのくらい長く生きているのかは不明。

ジョーとは互いに守り合っている。

メリックに捕まった後にマルタ島でのことを話していたが、そこにはジョーとの思い出がある様子。

ニッキー役は、2015年に【皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ】で悪役を演じ、ダヴィッド・ディ・ドナテッロ助演男優賞を受賞したルカ・マリネッリ。

2020年2月にはベルリン国際映画祭にて審査員を務めるなど、その実力が認められています。

ナイル・フリーマン役/キキ・レイン


ナイルは、200年ぶりに見つかったアンディたちの同類で元兵士。

兵士としての任務を遂行中、敵に首を斬られて死亡するも甦り、仲間から好奇の目で見られてしまう。

軍の上司から「ドイツで精密検査を受けてもらう」よう命令されたが、その直後アンディに拉致される。

始めは不死に納得がいかず、アンディに抵抗するもそのままフランスのアジトまでついていくことに。

メリックに捕えられたジョーとニッキーを救出する直前になって、家族の元に帰ることを選択。

ところが、ブッカーがアンディに渡した銃に銃弾が装填されていないことに気づいて戻り、コプリーから情報を得てメリックに侵入した。

アンディたちを開放するととtもに、メリックを巻き添えにしてビルから落下。

メリックを死に至らしめた。

ナイル役は、2015年短編映画【Veracity】でスクリーンデビューしたキキ・レイン。

2016年の【シカゴ・メッド】や他短編ドラマなどに出演し、2020年12月にアメリカで放送予定のドラマ【Coming 2 America】への出演も決まっています。

コプリー役/キウェテル・イジョフォー

©Netflix,lnc.

画像引用元:https://twitter.com/oldguardmovie/status/1258461185583636481

コプリーは、愛する妻を失った悲劇から不死を求めアンディたちの拉致に関わった。

人間のために不死の研究は必要だと考えていたが、メリックはアンディの功績を無視し不死だけを求めたため、想いに変化が現れる。

妻が亡くなった後、2年ほど前からアンディたちのことを調べていた。

150年前までしか遡ってはいないものの、調べを進めるうち彼らの功績はあまりにも偉大だと認識するようになり、ナイルに手を貸してメリッサへ侵入させた。

その後は、現代で隠れるのは難しいというアンディたち不死者が、追われることも正体を知られることも無いよう、彼らの手となり足となり耳となることに決めた。

コプリー役は、1997年にスティーブン・スピルバーグ監督による映画【アミスタッド】でデビューし、2005年には【キンキーブーツ】でローラ役を演じてゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞。

さらに2013年には【それでも夜は明ける】で主人公ソロモン・ノーサップを演じ、英国アカデミー賞主演男優賞を受賞、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートされた実力派俳優です。

クイン役/ベロニカ・グゥ

クインは、アンディが一番初めに出会った不死者。

アンディと出会うまでは、すべてにおいて諦めていたが、彼女と出会って不死者であることの意味に気づく。

何千もの戦にで戦い、お互いを必要とし守り合ってきた。

しかし、魔女裁判の時代に魔女と疑われて捕らわれ、殺しても死なないことから「鉄の処女」に押し込まれて海の底に沈められた。

500年もの間、海底に独りぼっちで死んでは生き返りを繰り返し正気を失っていく。

ラストでブッカーの前に現れたのは、夢に見たからなのか、それともアンディに復讐しに来たのか……。

但し、ブッカーとクインに面識はない。

クイン役は、台湾出身の歌手で女優のベロニカ・グゥ。

【スター・ウォーズ/最後のジェダイ】(2017)のペイジ・ティコ役でも知られており、2020年6月からNetflix配信の映画【ザ・ファイブ・ブラッズ】にも出演しています。

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【オールド・ガード】の解説

オールド・ガードとは

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画像引用元:https://twitter.com/oldguardmovie/status/1258461185583636481

オールド・ガードは、古の時代から生きる不死の人間

何度死んでも生き返り、それは時が来るまで続くと言う。

ほぼ不死だが死ぬこともある。

ある日、とつぜん傷が治らなくなるが、その原因も時期も不明。

アンディは、同調した者を仲間に加えてきたが時が来れば止めることは出来ず、過去には失った仲間もいた。

フランス・グッサンヴィルの廃墟をアジトにしていた。

時代によって正義にも悪党になるというが、すべては自分の正義に従って生きてきた。

同類と出会うまではお互いに夢を見る、その理由は仲間と出会えるよう導かれているから。

4人の中で1番最後に加入したのはブッカーで、1812年のことだった。

彼らは、何世紀もの間、人類を守るために戦い続けている特部隊で、長い間に培った戦闘能力は計り知れない。

ひとりの依頼主からは1度しか受けないという決め事があり、本来2度受けることはせず、コプリーからの依頼は例外となるようだ。

リーダーはアンディで、4人の中では彼女が年長者である。

アンディが何歳かは明かされていない。

アンディがこれまで助けてきた者の多くは、将来人の助けをする人物へとなっていた。

1916年で救った難民の娘は糖尿病の早期治療法を解明した、また別の救われた人の子孫はポル・ポトの虐殺から300人以上を救った。

1978年にアンディが救った人物は、誤解で置きかけた核戦争を阻止した。

彼らが歴史に名を残すことは無かったが、アンディが救ったほとんどの人物は、数世代後に人類に貢献していたのだ。

しかし、アンディはそのことを全て知らなかった。

これまで同類は見つからず、ナイルが200年ぶりとなる。

どこかに同類が現れると、4人に同じ直感が現れる。

それがナイルだった。

クインとは?

数百年前、クインはアンディが一番最初に見つけた不死者である。

クインは、同類の存在も知らないまま長い間孤独に過ごし、すべてを諦めかけていた。

ジョーやニッキーらが加入する前まで、アンディとクインはずっと2人きりで数千の戦場で共に戦っていたのだ。

アンディとクインはある時代で魔女裁判(1600年代)にかけられている人を助けていたが、2人も魔女だと疑われて追われる身となり、罠にはまって捕えられてしまった。

2人は死ななかったため何度も死刑にされた。

牢獄で「終わりまで永遠に2人きり」と笑顔で誓い合ったその日、クインは古に存在したと言われる拷問具「鉄の処女」に閉じ込められたまま海に沈められた。

その後、脱出したアンディは何十年もクインを探し続けた。

ジョーとニッキーが加入してからも捜索を続けていたが、見つけられず諦めるしかなかった。

クインは500年以上もずっと海の底で1人だったとジョーは言う。

そして、ナイルが仲間に加わった直後、彼女は悪夢をみた。

その内容は

「女性が棺に入ったまま海に沈んでた 何度も溺死しては生き返ってた 血まみれの拳と膝で棺をたたき続けた 正気を失い激しい怒りを抱いてた もがき続け 死に続けた。」

出典:映画【オールド・ガード】から引用

そして、ラストでブッカーの前にクインが現れた。

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【オールド・ガード】の感想

アンディは、クインのことはすべて自分の罪だと考えています。

彼女を守れなかったことも、捜すのを止めたことも……。

長い間孤独だったアンディがクインと出会い、同じ苦しみを背負いながら、2人はずっと支え合って生きてきました。

クインもアンディに引けを取らない猛者でしたが、海の底から抜け出すことは不可能だったようです。

ただ、なぜラストでクインが現れたのか、なぜ彼女は陸に上がることができたのか。

今回、ブッカーは裏切った罰として100年間、仲間と会わず孤独に生きていかなければなりません。

それが、ブッカーの前にクインが現れた理由であると考えます。

本作の魅力は、まずシャーリーズ・セロンのキレのいい、スピード感のあるアクションに目を惹かれるはず。

様々な作品でアクションシーンを披露しており、役柄に徹するという意味でも決して手を抜かない女優でもあります。

そんな彼女が今回演じたアンディは、大切な仲間を守れなかった罪を背負っているからこそ、仲間同士の絆を大切にしつつ人間を守ることを使命と考える強い女性でした。

孤独であることの辛さを誰よりも一番知っているし、何よりも仲間を守ることが最優先。

ブッカーの裏切りは許せないと思ったものの、彼の気持ちが分かるから100年間の孤独という罰だけで済んだのかもしれません。

ラストは続編があるというような終わり方でした。

また、本作ではアンディが不死ではなくなったと言うことでしたが、原作ではアンディが死ぬと言う描写は無いようです。

また同時に、クインは【The Old Guard: Force Multiplied】では悪役として登場しているので、続編があるとすれば今後、かつての仲間との戦いが予想されます。

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