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『アイ・アム・マザー』タイトルからは考えられない恐ろしい終末世界を描いていた。

アイアムマザー

© 1997-2019 Netflix,lnc.

公式サイト

Netflix映画『アイ・アム・マザー』ネタバレ。

人類滅亡後の地球では、ロボットによるヒト再生作業が行われていました。

ある施設にひとりの少女がいました。彼女は施設の中で生まれてからずっと、一度も外の世界を見ることもなく成長します。

そしてある日。

彼女は世界の恐ろしさを目の当たりにすることになったのです。

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作品情報

【製作】

アメリカ・オーストラリア

記事内の画像出典:公式サイト

【公開】

2019年

【配信】

Netflix

【監督】

グラント・スピュートリ

【キャスト】

クララ・ルガアード(娘)、ローズ・バーン(マザーの声)、ヒラリー・スワンク(生存者の女性)

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『アイ・アム・マザー』のあらすじ

人類滅亡後に始まったヒト再生作業。そのすべては、1人の少女から始まった。そして、彼女はアンドロイドを母と呼ぶ。

出典:Netflix公式サイト『アイ・アム・マザー』から引用

とある施設では、ロボット(ドロイド/ドーザー)によるヒト再生作業が行われており、保管室には驚くほどたくさんの胚が保管されていました。

ドロイド(以下:マザー)はその中からひとつだけ胚を取り出して人間を育てたのです。

数年後、少女(以下:娘)はロボットを呼び、順調に成長していきました。

ある日のこと、娘はロボットに尋ねます。

「ほかの子供は?」

「昔はいた。戦争前はね」

「なぜ私ひとりなの?」

マザーは、娘を胚を保管してある部屋に連れて行きます。

ロボットを母(マザー)と呼ぶ少女と、少女の全てを”管理”するドロイド(ドーザー)というロボット。

少女は”娘(ドーター)”と呼ばれており、個人にあるような名前はありませんでした。

娘が大きくなると、次第に好奇心が旺盛になってきます。

外の世界は危険と言われ育ってきたものの、外の世界に興味を持った娘はその好奇心から外の世界を覗いてみたくなりました。

マザーの目を盗み、防護マスクを着用して禁断の扉の前に立ったその時、外から物音が聞こえたのです。

娘は、1つ目のドアを開き恐る恐る「誰かいる?」声を掛けてみました。

すると、面倒は起こさない、撃たれたから助けて欲しいという女性の声が聞こえたのです。

その瞬間、娘は2つ目の禁断の扉を開けてしまいました。

施設内に警告音が鳴り響くと、マザーが猛ダッシュでやってきます。

娘は女性に、スーツを着用するよう指示して、1つ目の扉と禁断の扉の間に隠れさせました。

飛んできたマザーの注意を自分に反すと、隙を見計らって女性を施設内に迎え入れたのです。

この事態がヒト再生計画の頓挫、そして娘の命運を握ることになることとは知らずに……。

*以下、重要なネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。
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『アイ・アム・マザー』のネタバレと映画飯

タイトルから想像出来ない恐ろしい世界観

地球は、ドロイド(ドーザー)と呼ばれるロボットに侵略され滅ぼされてしまいました。

外の世界で生き残っていた人々は、ドロイドの兵士ドーザーに攻撃され殺されてしまいます。

ロボットは、優秀で忠実なヒトを創り上げて支配するのが目的で、そのため施設では沢山のが保存されていたのです。

娘は最初に”成功”したヒトで、マザーは子供を育てる役割を担うマザーロボット。

まるで人間かのように愛情を掛けて彼女を育てていました。

ただ、怖いのは”優秀”なヒトじゃないとゴミにように始末されてしまうということ。

これまでに何人ものヒトを誕生させましたが、失敗作とみなされれば焼却炉で燃やしてしまうのです。

娘は、何も知らずに成長してきたわけですが、大きくなるとともに色々と疑問に思うことが出てきました。

・外に生存者はいないと聞かされていた
・外では生き延びられない
・なぜ自分ひとりしかいないのか

そんな娘をマザーは、胚の保管室に連れて行き今度は弟か妹を作らせてみることにしました。

娘が胚を選び、ある機械にセットすると数時間で胚が赤ん坊に成長。

外に興味を持った娘に責任感を持たせることで気をそらす作戦のようにも見えました。

娘は弟を可愛がり、大切に面倒を見ていましたが”失敗作は処分される”ことを知り、焼却炉を覗いてみると……。

何人もの赤ん坊が焼却された形跡を見て怖くなり、マザーを信じられなくなってしまったのです。

そのまま、女性に連れ出されるよう施設を出たものの、時すでに遅し。

女性の話は嘘で、外の世界では生き延びられないこと、施設にいる方が安全だと気づいたのです。

女性は唯一の生存者?その不可解な行動とは?

助けを求めてやって来た女性は、撃たれたから治療してほしいと話していました。

しかし、マザーが銃弾を調べた結果ドーザーの銃弾によるものではなく人間のものであることが判明。

この時点で、女性はすでに娘に嘘をついていたのです。

その後は、施設でマザーや娘と暮らすのも危険、外でひとりで暮らすのは寂しいという思いから、女性は娘を連れ出すためにいいことばかりを話して興味をそそっただけでした。

・外には他に生存者がいる
・鉱山に生存者たちがいる集落がある
・ジェイコブと彼の妻レイチェル、娘と同年代のサイモンたちと暮らしている

しかし実際には、他に生存者がいるか定かではなく、女性は鉱山から逃げ出していました。

それからはずっと1人で暮らしているため、彼らが生きているかどうかもわからなかったのです。

彼女は腹を撃たれていましたが、これは施設に入るために自らが腹を撃った可能性も否定できません。

女性が鉱山を逃げ出した理由は、空腹から狂気になりお互いを傷つけあったということ。

荒廃したというよりも、もはや焼け野原となった地球で食べ物を探すというのは『ウォーキング・デッド』の世界より過酷なのかもしれません。

この状況ならご馳走?アメリカあるあるな映画飯

女性が娘に保護され、その後マザーにも見つかってしまいましたが彼女はマザーの殺されることはありませんでした。

娘の強い要望もあったことから、治療を行いましたがマザーの監視具合からすると、隙を見て女性を始末する可能性は高かったはずです。

ドロイドが人類を滅ぼしたのは、人類が失敗作であると認識しているからでしょう。

もし、そういった認識があるとすればこの女性も失敗作の生き残りとなるので、遅かれ早かれマザーの手にかかっていたはず。

ただ娘の前ではそういった行為は行わなず、治療から食事までを世話していました。

治療から目を覚ました女性に用意された食事は、洋画や海外ドラマ等で目にするアルミのプレートが使用されています。

プレートの上には、コーン、肉、米など5種類ほどが用意されていました。

どれも単品で料理というものではありませんが、海外の食卓ではよく見かける光景です。

ゆでた野菜やマッシュポテトなど、アメリカあるあるな食事とドロイドの世界観とミスマッチしているのもまたホットするひとコマでもありました。

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『アイ・アム・マザー』を見た感想とユーザー評価

登場人物は2人+ドロイドのみで、全体的に施設内のシーンがほとんどです。

表情がないのにロボットが女性を見る目(?)がとても怖く、機械なのに睨んでいるようにも見えて背筋がゾッとする瞬間もありました。

最後に娘が施設に戻ってくるのですが、何十体ものドーザーが入り口を取り巻いているシーンに違う恐怖を感じます。

結局は、マザーの思惑通りだったという結末に何とも言えない想いが走りました。

好みは人それぞれで、「見てよかった」「面白かった」という声があがる反面、「興味ない」「おもしろくない」という声があるのも確かです。

ド派手な戦闘シーンや、盛り上がりがある映画ではありませんが、後からジワジワ押し寄せる恐怖を楽しめる作品だと思います。

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