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村上春樹原作の映画【ドライブ・マイ・カー】がカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞!日本映画の受賞はカンヌ史上初!

©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

村上春樹原作、濱口竜介監督による西島秀俊主演の映画【ドライブ・マイ・カー】が、カンヌ国際映画賞で脚本賞を受賞した。日本映画の受賞はカンヌ史上初となる。

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日本映画ではカンヌ史上初

第74回カンヌ国際映画祭の授賞式が、現地時間7月17(土)19:30(日本時間:7/18(日)2:30)に開催され、村上春樹原作を映像化した【ドライブ・マイ・カー】が、日本映画ではカンヌ史上初となる脚本賞を受賞した。

新型コロナウィルスにより2年ぶりの開催となったカンヌ国際映画賞で、本作は唯一コンペティション部門に参加した。

そして今回、レオス・カラックス、ウェス・アンダーソン、ポール・バーホーベン、フランソワ・オゾン、ジャック・オーディアール監督など世界の名匠たちの話題作、24作品を抑えての受賞となった。

プレミア上映後は各海外メディアも絶賛し、”星取表”では4点満点中3.5を獲得。

これは【パラサイト 半地下の家族】以来の高得点となり、首位を独走し続けた。

さらには、カンヌ映画祭の独立賞である国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞とエキュメニカル審査員賞も受賞し、世界各国から期待の声が寄せられている。

また、この度受賞した脚本賞は、コンペティション部門に出品された全作品のうち最も優れた脚本に贈られる賞で、日本映画が受賞したのはカンヌ史上初となる。

賞が贈られた濱口竜介監督と共同脚本を務めた大江崇允氏はまさに、カンヌ映画祭の歴史を変える偉業を成し遂げたのだ。

© Kazuko WAKAYAMA

今回の受賞で濱口監督は、

最初にお礼を申し上げなくてはならないのは、この物語を我々に与えてくれた原作者の村上春樹さん。そして、役者のみなさんが、この物語を自分の身体で素晴らしく表現してくれた。

と、喜びのコメントを発表した。

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【ドライブ・マイ・カー】作品概要

作品情報

(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

原作:村上春樹 「ドライブ・マイ・カー」 (短編小説集「女のいない男たち」所収/文春文庫刊)
監督:濱口竜介 脚本:濱口竜介 大江崇允 音楽:石橋英子
製作:『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント、ビターズ・エンド

制作プロダクション:C&Iエンタテインメント 配給:ビターズ・エンド
©2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会
2021/日本/1.85:1/179分/PG-12

出演

(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

西島秀俊 三浦透子 霧島れいか 岡田将生

パク・ユリム ジン・デヨン ソニア・ユアン

ペリー・ディゾン アン・フィテ 安部聡子

公開

8月20日(金)より、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会