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【明日の食卓】椰月美智子の話題作を映像化!必要なのは助けてくれる誰かの”手”。

©2021「明日の食卓」製作委員会

Writer:akitano
Introduction

椰月美智子の同名小説を【64-ロクヨン-】【8年越しの花嫁 奇跡の実話】の瀬々敬久がメガホンをとり映像化しました。10年ぶりの映画主演となる菅野美穂をはじめ、尾野真千子、高畑充希が母親役を熱演。「息子を殺したのは私ですか?」衝撃的なフレーズが示す現代社会の家庭の闇とは。

©2021「明日の食卓」製作委員会

Production

公開:2021年 日本

原題:明日の食卓

監督:瀬々敏久

キャスト:菅野美穂、尾野真千子、高畑充希、柴崎楓雅、外川燎、阿久津慶人、和田聰宏、大東俊介、山口沙耶香、山田真歩、烏丸せつこ他

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 あらすじ

「明日の食卓」予告を観る

神奈川在住のフリーライター・石橋留美子(菅野美穂)、大阪在住のシングルマザー・石橋加奈(高畑充希)、そして静岡在住の専業主婦・石橋あすみ(尾野真知子)。

彼女たちは同じ10歳の「石橋ユウ」という息子を育てており、忙しくも幸せな毎日を送っていました。

些細なことから少しずつ歯車が狂い始めた母たちの苛立ちや怒りは子どもへと向けられてしまい、ある日ひとりの「石橋ユウ」君が母親に殺されました。

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 キャスト紹介

 石橋留美子/菅野美穂

神奈川在住のフリーライター。

二人の子どもの子育て奮闘記をブログで発信しており、フォロワーは1万人を超えています。

フリーカメラマンの夫は家事育児を手伝ってくれずほぼワンオペ状態。

ワンオペとは

すべての仕事をほぼひとりでこなす状態のこと。

石橋留美子役を演じた菅野美穂は、バラエティ番組内のユニットのオーディションで合格し芸能界デビュー。

テレビドラマへの主演、出演が多く、男女問わずファンが多い人気女優の一人です。

夫は俳優の堺雅人で二人の女児を設けています。

主な出演映画は、【Dolls】(2002)、【さくらん】(2007)、【パーマネント野ばら】(2010)、【ジーン・ワルツ】(2011)、【大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]】(2012)、【奇跡のリンゴ】(2013)、【恋妻家宮本】(2017)。

石橋加奈/高畑充希

大阪在住のシングルマザー。

バイトとパートを掛け持ちしながら一人息子を育てています。

裕福な暮らしはできなくても息子の為に元気に働く肝っ玉かあちゃん。

石橋加奈役を演じた高畑充希は、中学生の時にホリプロが主催した舞台の出演者オーディションで主演の座を勝ち取り、女優デビューしました。

2007年から2012年まで6年間に渡り8代目「ピーターパン」を務め、舞台「奇跡の人」、「美男ですね」など次々と主演を務めました。

2016年のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で主演し、その年のブレイク女優ランキングで1位に輝きました。

主な出演映画は、【アオハライド】(2014)、【植物図鑑 運命の恋、ひろいました】(2016)、【DISTINY 鎌倉ものがたり】(2017)、【こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話】(2018)、【引っ越し大名!】(2019)、【ヲタクに恋は難しい】(2020)。

石橋あすみ/尾野真千子

静岡在住の専業主婦。

裕福な家に嫁ぎ何不自由のない暮らしをしていますが、そんな暮らしぶりに馴染めなくどこか虚しげ。

石橋あすみ役を演じた尾野真千子は、中学生のときに学校の靴箱の掃除をしていたところ映画監督の河瀬直美の目に止まり、【萌の朱雀】(1997)で主演デビューしました。

ブレイクのきっかけとなったのは、NHK連続テレビ小説「カーネーション」でバイタリティあふれるファッションデザイナーを演じ、一躍注目を浴びました。

主な出演映画は、【世界の中心で愛を叫ぶ】(2004)、【クライマーズ・ハイ】(2008)、【のぼうの城】(2012)、【大奥~永遠~[右衛門佐・綱吉篇]】(2012)、【探偵はBARにいる2 ススキの大交差点】(2013)、【そして、父になる】(2013)、【魔女の宅急便】(2014)、【ミュージアム】(2016)、【ナミヤ雑貨店の奇跡】(2017)、【台風家族】(2019)、【ヤクザと家族 The Family】(2021)、【茜色に焼かれる】(2021)。

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 【明日の食卓】原作と映画ロケ地の紹介

椰月美智子の「明日の食卓」

本作は「小説 野生時代」で連載され話題となり、2016年に単行本化された椰月美智子著書の同名小説が原作。

書籍では、石橋家で起きた虐待事件をきっかけにどの石橋家が事件を起こしたのか少しずつ明かされ、後半は一気にミステリー色が強くなります。

映画はミステリー感はあまりなく、3家族のありふれた日常と母親がなぜ子どもを虐待してしまうのか?という”過程”が中心に描かれています。

また、本作で登場するフリーライターの石橋留美子の子どもたちは、著書である椰月美智子の子どもをモデルにしているよう。

映画ロケ地情報

千葉県鎌ケ谷市

千葉県鎌ケ谷市内にあるコンビニエンス。

ここでは、石橋加奈(高畑充希)が働いているシーンの撮影が行われました。

千葉県市川市

千葉県市川市内にある某お寺。

このお寺は、石橋あすみ(尾野真千子)と若杉菜々(山口紗耶香)が通っている書道教室として使われています。

群馬県前橋市

群馬県前橋駅。

北口ロータリーは、石橋あすみが車で夫を駅まで送るシーンの撮影で使われました。

ほか、茨城県堺町も各所でロケ地を支援しています。

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 結末。誰が息子を殺してしまったのか。

「石橋ユウ」君を殺したのは、留美子でも加奈でもあすみでもなく、4人目の母親”石橋耀子”でした。

彼女は自分がしたことを心から後悔をしています。

「もう一度会えるなら100万回謝って、わたしを殺してほしい」

”誰”が息子を殺してしまったのかというのが問題ではなく、母親なら誰もが「わたしが”石橋耀子”だったかもしれない」ということ。

子どもを産むまでは、ほとんどの人が知らない事実。

母親業というのがこんなにも大変で、孤独で、誰からも評価されない苦しさ。

母の怒りや苛立ちの原因は、言うことを聞いてくれない子ども。だけではないのです。

そして、その怒りの矛先は子どもへと向かい、一度爆発すると止められなくなってしまう。

爆発しないようガス抜きをするために必要なのは、手伝ってくれる誰かの”手”です。

一番近くて頼れるのは、夫(父親)。

子どもを育てていく過程で母親はどんどん強くなりますが、父親の方は何も変化がありません。

父親ももっと子育てや家事に参加し、夫婦=運命共同体として乗り越えていくことが大切なのでしょう。

本作は、全員がハッピーエンドとはいきませんが、人の心に少しでも希望が見えるラストが描かれています。

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